松屋フーズと西条市が結ぶ災害時の食料供給協定とは

松屋フーズと西条市が締結した新たな協定

株式会社松屋フーズ（本社：東京都武蔵野市）は、愛媛県西条市（市長：高橋敏明）との間で、災害時における応急食料品の優先供給に関する協定を締結しました。この取り組みは、松屋フーズの理念「みんなの食卓でありたい」に基づいて、地域社会の安全と安心を提供することを目的としています。

協定の背景と目的

松屋フーズは、牛めしやカレー、定食など、多彩なメニューを提供する飲食チェーンとして広く知られています。全国の顧客に手軽な価格でおいしい食事を届けることを主軸に、災害時でも安定した食料供給ができる体制を整えてきました。この活動は、過去の災害対応での経験を元にしており、特に有事の際に地域の皆さんに必要な食料が届くよう、今回の協定を結ぶことになりました。

今回の協定締結は、西日本地域において初めての事例であり、松屋フーズは西条市とパートナーシップを構築することで、災害が発生した際の相互援助体制を強化することが期待されています。この協定により、松屋フーズは大規模災害時にも迅速に食料供給ができるよう備えることができ、地域の生活支援を実現していきます。

協定の具体的な内容

この協定の具体的な内容には、西条市で大規模な災害が発生した場合、松屋フーズが市からの要請に基づき、店舗で販売している弁当やキッチンカーを使用しての食料供給を行うことが含まれています。この柔軟な対応により、地域の人々に必要な食糧が迅速に届くことで、災害時の安心を高めることができます。

協定の締結式は2025年11月18日（火）に西条市役所にて実施される予定で、さらなる詳細が明らかにされることが期待されています。松屋フーズは、災害時のニーズに応えるため、今後も全国の自治体との連携を一層強化していく方針です。

今後の展望

松屋フーズは、西条市とともに持続可能なまちづくりを目指し、地域の防災・減災対策を強化していく考えです。この取り組みを通じて、安心・安全に暮らせる社会の実現に貢献し、地域の人々に寄り添った支援を提供していくことに力を入れていきます。

災害が起こった際に、地域住民が安心して食事を取れる環境を整えることは、松屋フーズの新たな使命といえるでしょう。これからの活動に目が離せません。