スポGOMIワールドカップ2025 鳥取STAGEが開催!
2025年7月19日、安全で清潔な環境を作るための新たなスポーツイベントが鳥取で行われました。その名も『スポGOMIワールドカップ2025 鳥取STAGE』。これは、日本財団スポGOMI連盟が主催するスポーツとごみ拾いを融合させたユニークな大会です。会場となった鳥取駅北側では、17チーム、51名の参加者が集まり、環境保護への意識を高める熱い戦いが繰り広げられました。
優勝チームは鳥取市医療看護専門学校理学療法士学科
大会の結果、見事優勝の栄冠に輝いたのは、鳥取市医療看護専門学校理学療法士学科です。このチームは、実際に拾ったごみの総量8.97kgを記録し、1064.9ポイントという高い得点を獲得しました。さらに、準優勝チームには72.4ポイントの差をつける好成績を見せ、9月に東京で開催される全日本大会『スポGOMIワールドカップ2025 日本STAGE』への進出が決まりました。
スポGOMIの魅力と取り組み
スポGOMIは、文字通り「スポーツ」と「ごみ拾い」を組み合わせた新しい形の競技です。3人ずつのチームを結成し、与えられた時間内に指定のエリアでごみを拾うことで、その量や種類に応じたポイントを競い合います。海洋ごみの問題を意識するきっかけとして、世代を問わず参加者が集う環境保護活動としても注目されています。
この大会で集められたごみの総量は59.02kgに達し、参加者からは「普段は気付かなかった環境問題に対し、具体的なアクションをとれることに驚きと感動があった」という声が上がりました。特にタバコの吸い殻が多く含まれており、その中のプラスチックフィルターが海洋環境に影響を及ぼすことが強調されました。
環境意識の高まりと未来の活動
優勝チームの代表者は「昨年の全国大会での結果が悔しかったので、今年は必ずワールドカップに出場して日本一を目指します」と意気込みを語りました。この意気込みが、次世代の環境保護意識を高め、持続可能な未来を築く一歩となることを願っています。
大会の主催者である日本財団スポGOMI連盟は、スポーツを通じて環境意識を促進し、健康な体づくりを支援することを目指しています。その理念のもと、今後も全国各地でこのイベントを広め、環境問題の重要性を伝えていくことでしょう。
最後に
スポGOMIワールドカップ2025は、単なる競技ではなく、私たちの未来に向けた重要な活動の一環です。これからも私たち市民ができることから始め、環境問題に真剣に向き合う姿勢が求められています。来る大会では、より多くのチームが集まり、さらなる素晴らしい成果が生まれることを期待しています。