速水もこみちが振り返る「MOCO'Sキッチン」
1月25日、小山薫堂と柳井麻希のラジオ番組「FUTURESCAPE」に、俳優でシェフの速水もこみちがゲスト出演しました。この番組は、毎週土曜日にFMヨコハマで放送されています。特に話題に上ったのは、速水さんが2019年3月まで担当していた人気コーナー「MOCO'Sキッチン」です。彼はこのコーナーで一躍“朝の顔”として知られるようになり、現在はYouTubeチャンネルで新たな料理の魅力を発信しています。
ゲストとして参加した速水さんは、MOCO'Sキッチンでの経験を振り返りました。なんと、レシピはほとんど彼自身が作成していたとのこと。フードコーディネーターの助けはあったものの、自身の手で視聴者のリクエストに応える形で1800品近くを作ってきたとも語りました。そのエピソードを聞いた小山さんと柳井さんも驚きの表情を浮かべます。
オリーブオイルの使い方に秘訣
さらに、速水さんの代名詞となった“オリーブオイルを高くから振りかける”スタイルの誕生秘話についても語りました。「MOCO'Sキッチン」の撮影時、彼の身長186センチを活かし、演技のような演出でこのスタイルが定着したそうです。スタッフとのアシストやカメラアングルも意識しつつ、高さを効果的に活かすことで、印象的な映像を作り上げていきました。
柳井さんが「視覚的にも楽しい料理」と評す中、速水さんは「でも朝から派手な料理は大変だ」と笑いながらも、視聴者の期待に応えるため努力を続けたことを強調しました。このような配慮があってこそ、長期にわたって人気を博した料理コーナーになったのでしょう。
料理の原点と情熱
また、速水さんが料理に目覚めたきっかけについても触れました。子どもの頃に粘土を使ってピザ生地を作っていた思い出から、本格的に料理を始めたのは『料理の鉄人』を観てからだそうです。彼は、見よう見まねで余った食材を使い、試行錯誤をしながら調理スキルを磨いていったと話しました。
「自分が料理人になっていたかもしれない」と小山さんが問いかけると、速水さんの瞳は少し輝きました。料理の楽しさや創造性を分かち合う中で、速水さんは確かな情熱を持っていることが伺えます。
最後に食べたい一品は?
最後に、速水さんに「人生最後に食べたい料理」を尋ねると、彼は「コース料理」と答えました。単品ではなく、コース料理を選ぶことで、彼の食へのこだわりが窺えます。さまざまな味わいを楽しみつつ、食事を通じた多彩な体験を大切にしているのですね。
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