EVバッテリー寿命予測
2026-06-29 12:08:36

EVバッテリー寿命予測が5分で実現!新システムの実証実験を開始

EVバッテリー寿命予測診断システムの実証実験がスタート



2026年、静岡県富士宮市に本社を構える株式会社エッチ・ケー・エス(以下、エッチ・ケー・エス)は、KD eソリューションズ株式会社(KDES)、株式会社電知と共同で、EVバッテリー寿命予測診断システムの実証実験を開始します。この新システムは、エッチ・ケー・エスが開発した専用デバイスを駆使し、バッテリーの健康状態を簡単に診断することを目指しています。

新アプローチによる高精度予測


この取り組みでは、株式会社電知が保有する「電気化学インピーダンス法」に基づく実測データと、エッチ・ケー・エスのデバイスによって取得される車両情報を結びつけることで、EVバッテリーの寿命を高精度で予測可能にします。この技術によって、バッテリーの価値が明確になり、自動車の乗り換えやバッテリーの二次利用の最適なタイミングを把握できます。これによりバッテリーのサーキュラーエコノミーが加速されることが期待されています。

特徴を徹底解説


1. 迅速な診断: EVバッテリーの寿命予測がたった5分で完結し、スマートフォンと連動した新システムで診断結果が即座に確認できます。
2. 可視化されたデータ: 利用環境による予測寿命と標準寿命の差を視覚的に表現し、一目で理解できるようにデータが提示されます。
3. 詳細な解析: 診断結果は、実測値と車載値の2系統で徹底解析され、分かりやすいグラフやコメントで表示されるため、利用者にとって非常に使いやすいです。
4. 発火予測機能: 2026年秋以降にはEVバッテリーの発火に関する予測診断機能が追加される予定です。

実証実験の概要


実証実験は、2026年7月から2027年3月の期間で行われ、KDESの大阪、堺、京都にある直営工場にて、日産リーフの1型やサクラを対象に寿命予測診断が開始されます。また、対象車両については10月以降、さらなる拡大が予定されています。

このプロジェクトにおいて、各社の役割は以下の通りです。
  • - KDESはリース満了車両を用いたデータ取得と商品化を担当。
  • - 電知は寿命予測診断アルゴリズムの開発に注力。
  • - エッチ・ケー・エスは必要な車両情報を取得するデバイスの開発を行います。

データの流れと活用


この取り組みでは、次のようなデータの流れが確立されています。
1. 電知のデバイスでバッテリーの実測を行い、スマホを通じてデータを送信。
2. エッチ・ケー・エスのデバイスが車載データを取得し、同様にスマホで送信。
3. スマホアプリを用いて電知のサーバーへデータが送られ、両データが照合・解析されます。
4. 最終的にアプリで寿命予測診断結果を確認することができます。

エッチ・ケー・エスとKDESの未来


エッチ・ケー・エスは1973年の創業以来、感性に訴えるものづくりを理念に掲げ、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを続けています。KDESは、1959年からの自動車整備業を通じ、EVの普及に伴う新たなニーズに常に応じ続けており、次世代自動車技術への投資を惜しみません。

この実証実験は、EVバッテリーの寿命を予測する新しい技術の導入に向けた大きな一歩です。これからの自動車社会において、これらの取り組みがどのように進展していくのか、今後の成り行きに注目が集まります。


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