子どもが創る、夢への対話会 〜オリンピアンとともに考える「未来」〜
合同会社Uni-Oneが主催し、愛知学院大学と株式会社ooh lalaが共催する新しい教育イベントが、2025年12月20日(土)に開催されます。このイベントは、子どもたちを主役とした対話型教育のプラットフォームであり、特に小学生とその保護者を対象としています。会場となる愛知学院大学日進キャンパスには、オリンピアンであり東京2020オリンピック総合馬術日本代表の大岩義明選手を迎え、夢や挑戦について一緒に考える貴重な機会を提供します。
企画されている「夢への対話会」は、参加者の子どもたちが司会を担当し、質問を行い、イベントの進行を担当します。これはただの学びの場ではなく、子どもたちが「本物の挑戦者」と対話することで、彼ら自身の夢や挑戦に対する理解を深める場でもあります。大学生からなるメンター陣もサポートし、地域と大学、さらには家庭が一体となって「共育」を実現することを目指しています。
概要と背景
このイベントは、学校法人愛知学院が創立150周年を迎えることをきっかけに、その理念「知の共創、地域との共生」に基づいています。Uni-Oneが提唱する「共育」のコンセプトと、愛知学院が追求する「知を共に創る」というビジョンが合致した結果、子どもたちや地域社会が一緒に未来を考える新しい「共創の場」として位置付けられました。
現代の子どもたちは、未来を語る機会や本物の挑戦者と接する機会が減少しています。この対話会を通じて、彼らが自らの言葉で「夢」や「努力」、そして「挑戦」について考える力を養うことが狙いです。教育の場における「教える・教わる」という枠を超え、大学生がメンターとして子どもたちと共に育つ「共育」を実践します。
イベントの詳細
この「子どもが創る、夢への対話会」は、2025年12月20日(土)の13:00から15:00まで、愛知学院大学の日進キャンパスにて行われます。参加者は小学生とその保護者の合計50名程度を見込んでおり、参加費は1家族2,500円(税込)です。事前に申込が必要で、申し込みはUni-Oneの公式サイトやLINEにて2025年の11月21日(金)から開始しています。
成功の鍵
イベントの特徴として、まず子どもたち自身が運営を果たすことが挙げられます。事前ワークショップを通じて、彼らはどのように進行を行うか学び、自信を持ってステージに立ちます。また、オリンピアンとの対話は、ただ一方的に話を聞くのではなく、実際に彼らの挑戦体験を直接聞くことができる特別な時間となるでしょう。
親子で参加することで、家庭内での対話のきっかけにもなり、一緒に学び合う場が提供されます。このイベントは、地域と大学をつなぐ教育モデルとしても注目されており、大学の資源を活かしながら未来を共に描く新しい実践が期待されています。
登壇者のプロフィール
特別ゲストとして登壇する大岩義明選手は、数々の国際大会に出場し、オリンピックという舞台で日本代表を務めた実力者です。彼は「馬術を通して、人を育てる」という信条を持ち、競技活動に加え次世代教育にも力を注いでいます。子どもたちに挑戦する心を伝え続け、未来を担う彼らの成長を支援する姿勢が、このイベントの趣旨と密接にリンクしています。
今後の展開
本イベントは今後、教育委員会や自治体との連携を行い、さらなる展開を考えています。他の競技ブランドのアスリートを招へいすることで、多角的なイベントの実施が可能となります。地方開催やオンライン配信など、さまざまな形式で展開していく予定です。
今回の「夢への対話会」が、ただのイベントに留まることなく、新たな教育の形を創り出す契機となることを期待しています。