横浜で体験！子ども向け狂言ワークショップ入門編を開催

日本の伝統芸能に触れよう

夏休みに入ると、多くのこどもたちが様々な体験を通じて新しいことを学ぶ時期です。今年の特別な体験として、横浜市で開催される「こども狂言ワークショップ～入門編～」をご紹介します。狂言は650年以上の歴史を持つ日本の伝統芸能で、歌舞伎や文楽よりも古くから存在しており、能と共に演じられてきました。そんな奥深い狂言の世界へ足を踏み入れる絶好のチャンスです。

狂言の魅力

狂言は実際に触れることで、その楽しさや深さが実感できます。このワークショップでは、教科書などでも取り上げられる狂言の演目「柿山伏」を鑑賞し、さらに専門の講師から直接指導を受けることができます。初めての方でも楽しめる内容なので、ぜひ参加してみてください。

さくらプラザでの公演

2025年8月2日土曜日には、横浜市戸塚区民文化センターの「さくらプラザ」にて、山本東次郎家による狂言「柿山伏」と「居杭」の上演が予定されています。この公演では、詳しい解説がつき、より理解を深めながら狂言を観賞することができます。公演は14時から始まり、会場には13時から入場可能です。ぜひ、親子でお越しください。

狂言を体験する3日間

本ワークショップでは、狂言の動きを3日間にわたって体験する内容も含まれています。日程は2025年8月4日から6日までの3日間で、各日13時から15時までの時間割です。講師には、能楽師である山本則重氏と山本則秀氏を招いており、足の運びや扇の扱い、また謡（うたい）を学ぶことができます。さらに、この体験を通じて礼儀作法も学ぶことができ、初日の挨拶から始まり、丁寧なお辞儀の仕方も教わります。

次のステップへの道

「入門編」を受講後、希望者は冬から開催される「こども狂言ワークショップ～卒業編～」へ進むことができます。このコースでは、本格的な稽古を10回にわたって受けることができ、最終的には発表会「横浜こども狂言会」での成果発表も行われます。卒業編では、こどもたちが狂言の装束を身にまとい、古典曲を演じるという貴重な体験が待っています。