ジャスティン・エナンがアンバサダーを務める「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」
フランス・テニス連盟(FFT)が開催する「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」は、2023年10月13日から19日まで、東京都世田谷区の第一生命相娯園テニスコートで行われます。今年も大注目のイベントとなるこの大会では、世界的に有名なテニスプレーヤー、ジャスティン・エナン氏が公式アンバサダーに就任し、彼女の豊かな経験と知識を次世代の選手たちに伝える機会が提供されます。
大会は、第2回目の日本開催となり、16歳以下の全国の有望選手32名が出場し、世界的に名高い赤土コートであるレッドクレーコート上で高いレベルの試合が繰り広げられます。エナン氏は過去に全仏オープンで4回優勝した名選手であり、彼女の指導に期待が寄せられています。
エナン氏の貢献と活動
エナン氏は大会期間中、選手へのメンタリング、コーチングセッション、ワークショップなどに参加し、特に10月14日の夜には東京の「プルマン東京田町」で開会式に出席します。また、日本大会の男女優勝者には、パリで開催される本戦への出場前に「ジャスティン・エナン・アカデミー」での特別トレーニングが提供されることが決まっており、彼女自身による特別コーチングセッションも計画されています。
エナン氏は大会アンバサダー就任の際、「この大会に関わることができ、大変光栄です。このイベントを通じて、アジアの優秀なジュニア選手たちに私の経験を伝えることができることを嬉しく思います。テニス界の多様性を進めるFFTの取り組みを全面的に支援し、彼らの成長を支えられることを楽しみにしています」とコメントしています。
公式ポスターと漫画とのコラボ
このイベントを記念して、FFTは公式ポスターも発表しました。デザインは、テニス漫画『BREAK BACK』の作者KASA氏によるもので、彼の独特のスタイルでエナン氏の片手バックハンドを描き、日本とフランスを象徴する富士山とエッフェル塔が融合した作品となっています。このポスターは、次世代選手たちの力強さと美しさを表現しており、大会への期待を高めます。
ルノーの支援と松岡修造氏の参加
グローバルパートナーであるルノーのステファン・バルバ氏は、エナン氏のアンバサダー就任を歓迎し、「この大会がアジアの次世代の才能を支援し、彼らの夢を大きくする手助けとなることを期待しています」と述べています。また、松岡修造氏も大会に参加し、選手たちにインスピレーションを与える存在として活躍します。彼は大会開催について感謝の意を表し、全仏オープンの雰囲気が日本で体験できる貴重な機会であることを強調しました。
大会の詳細
「ローランギャロス ジュニア シリーズ by ルノー」は、アジアのテニス界において大変重要なイベントであり、男女各部門の優勝者には、2026年パリで開催される『ローランギャロス ジュニアトーナメント』本戦への出場権が付与されます。テニスの未来を担う若き選手たちにとって、この大会は貴重な成長の場であり、次世代のスターを育成する大切なシーンです。入場は無料で、国内外から多くのファンや関係者が訪れる期待が高まっています。
エナン氏が伝えるテニスの精神と共に、多くのジュニア選手たちが夢を追いかける姿を是非とも目撃してみてください。