Motulとマクラーレン・エンデュランス・レーシングの新たな挑戦
Motulが、マクラーレン・エンデュランス・レーシングの公式潤滑油パートナーとして、新たにFIA世界耐久選手権(WEC)への参戦を支援することが発表されました。この提携は、Motulが既にマクラーレンのフォーミュラ1チームとの関係を深めていることから、さらに発展した形となります。Motulは長年にわたり耐久レースで培った技術を駆使し、エンジン、トランスミッション、ディファレンシャルなどに使用される高度なルブリカントを提供し、マクラーレン・ユナイテッド・オートスポーツWECハイパーカーチームを支えていきます。
チームのプリンシパルであるジェームズ・バークレー氏は、この日を「マクラーレン・エンデュランス・レーシングにとって重要な節目」と表現し、Motulと共に2027年のハイパーカーデビューに向けてしっかりとした準備を進めていく意向を示しました。Motulは、パフォーマンス、技術、イノベーションにおいて重要な専門知識を提供しており、この協力によりチーム全体が一層強化されることが期待されています。
Motulの研究開発責任者であるジュリアン・プレット氏は、耐久レース環境における機械的ストレスの持続的なパフォーマンスが求められる中、マクラーレン・エンデュランス・レーシングとの連携を非常に重要なものと捉えています。専用のルブリカントソリューションを通じて、パフォーマンスの向上とともに一貫性、耐久性、信頼性の確保を目指すこのプロジェクトは、耐久競技において真に求められる資質を具現化するものになるでしょう。
Motulは1950年代からル・マン24時間レースのパートナーとして活躍し、その伝統とノウハウを生かした製品は多くのチームに支持されています。2016年にはFIA世界耐久選手権およびル・マン24時間レースの公式ルブリカントパートナーに任命され、その後も信頼性と性能を兼ね備えたカスタムルブリカントソリューションの開発に携わっています。さらに、Motulが蓄積した耐久うの実績は、サーキットのみならず、ダカールラリーなどの他の耐久競技にも生かされ続けています。
このように、Motulとマクラーレン・エンデュランス・レーシングは、2026年のF1シーズン、2027年のWECに向けて、いずれも新たな高みへと挑戦していきます。今後の彼らの取り組みに、ぜひご注目ください。
Motulのブランド背景
1853年にフランスで設立されたMotulは、高品質なエンジンルブリカントやフルードを提供する企業として知られています。1971年には世界初の全合成4ストローク潤滑油であるMOTUL 300Vを発表し、その革新性で多くのモータースポーツチームから信頼を受けています。現在、アジア太平洋地域では17か国に拠点を持ち、地域特有の気候に合ったルブリカントの研究開発に力を入れています。
Motulの製品ラインには、日常使用に適したアイテムが含まれており、全ての走行条件での優れた性能と信頼性を提供しています。今後もMotulは、モータースポーツ界において革新と挑戦を続けていくことでしょう。