2025年ROCK IN JAPAN FES.で登場する次世代ゴミ箱SmaGO

2025年9月、千葉市の蘇我スポーツ公園で開催される日本最大の野外音楽フェス「ROCK IN JAPAN FES. 2025」に、株式会社フォーステックが開発したスマートゴミ箱「SmaGO」が初めて導入されます。イベントの運営効率を高めることを目指し、特別に設置されるこのゴミ箱がもたらす効果について、ご紹介します。

フェスの背景

「ROCK IN JAPAN FES.」は今年で25回目を迎え、5日間で約30万人の来場が予想されており、過去には多くのゴミ箱が設置されてきました。しかし、来場者数の増加に伴い、発生するゴミの量も急増しており、それに伴う回収業務は運営側にとって大きな負担となっています。これを受けて「SmaGO」の導入が決定したのです。

SmaGOの特徴と効果

「SmaGO」はその名の通り、スマートな機能を持つゴミ箱です。最も大きな特徴は、自動でゴミを圧縮する機能です。通常のゴミ箱よりも約5倍の容量（約500リットル）を誇り、蓄積状況をリアルタイムでクラウドに通知します。この結果、スタッフは頻繁にゴミを回収する必要がなくなり、作業負担が大幅に減少します。

1. 効率的な回収業務: 大容量と通知機能により、ゴミの回収回数が減少し、スタッフの業務が軽減されます。
2. 快適な会場環境: 溢れたゴミを防ぐことで、来場者にとって心地よいフェス体験が提供されます。

デザインへの配慮

「SmaGO」は、フェスのメインビジュアルでラッピングされており、視覚的にも楽しませるデザインが施されています。来場者に対して正しい分別行動を促進する役割も果たします。

SmaGOの開発背景

このスマートゴミ箱は、環境に配慮した設計がなされており、太陽光で動く自動圧縮機能を搭載しています。これにより、効率的なごみ処理が実現し、運営コストの削減にも寄与しています。また、「SmaGO」は国連が掲げるSDGsの目標にも対応しています。

過去の設置例では、東京都の表参道・原宿エリアで回収回数を約75％削減した実績や、大阪府の道頓堀エリアではポイ捨てごみを約90％減少させた事例もあります。

今後の展望

フォーステックはSmaGOを常設設置だけでなく、イベントごとに短期間のレンタル運用も行っています。今回は「ROCK IN JAPAN FES. 2025」へのレンタル導入となりますが、今後も持続可能で快適なイベント環境づくりを推進していく方針です。

フォーステックの情報

株式会社フォーステックは、2019年に設立され、様々な場所にSmaGOの設置を通じて、環境活動を提案しています。持続可能な社会を目指し、街と企業と人々が一体となって取り組むことで、より良い未来を創出することを目指しています。公式サイトでは最新情報を随時更新中です。

気になる方はフォーステックのサイト（こちら）をご覧ください。SmaGOが未来のイベントにどのような変化をもたらすのか、今後の展開に注目です！