千葉ドット、リブランディングによる新たな挑戦
千葉県を拠点とするVリーグ所属のバレーボールチーム「千葉ZELVA」が、経営権を持つ株式会社ドットラインにより「千葉ドット」と名前を改め、7月1日に新たなスタートを切ります。このチーム名には、スタートポイントである「点」と、循環を表現する「円」の意味が込められています。また、「Dream One Team」というスローガンは、地域の皆と夢をつなぎ、共にしていく姿勢を反映しています。
新たなビジョンとアイデンティティ
千葉ドットは、これまでの「千葉ZELVA」が築いてきた絆を大切にしつつ、さらなる発展を目指します。新デザインのエンブレムやロゴは、情熱的な赤と挑戦的な青を基に、地域密着型のクラブにふさわしいイメージを打ち出しています。オリジナルフォントを用いることで、夢や情熱、挑戦精神を象徴しています。
ユニフォームも新たに刷新され、チームカラーの赤、青、白を大胆なドットで表現したフレッシュかつファッショナブルなデザインに生まれ変わりました。この新たなアイデンティティは、ファンへの親しみやすさを追求しています。
クラブの使命とビジョン
千葉ドットは、「夢の循環創造」というミッションに基づき、地域の挑戦を支援する“ドリームチーム”としての姿を目指します。ファンや地域の方々を応援するだけではなく、共に成長することに重きを置き、双方向のコミュニケーションを大切にしていきます。
コミュニティとの連携強化
地域とのつながりを深めるため、スモールビジネスのチャレンジマーケットや参加しやすいイベントを試合開催日に実施します。医療・福祉事業を展開している親会社ドットラインの資源を活用し、地域貢献のプログラムも積極的に行います。これにより、日常生活の中で地域の方々になくてはならない存在となることを目標としています。
チームブランディングとパートナーシップ
チームのイメージを見直し、統一性を持たせることで、地域に根付いたブランドを実現します。また、ドットライン及び各パートナー企業と連携し、新しい経済圏を築くことを目指します。これにより、千葉ドットの新たな歴史を記す土台を築いていく考えです。
新体制と選手の紹介
新体制として、千葉ジェッツ創設者の梶原健氏が最高執行責任者(COO)に就任。様々なチームの立ち上げ・リブランディングを経ての参加について、「新しい価値観の下でファンと共にスポーツ文化を創造したい」と意欲を見せています。
さらに、元日本代表選手の手塚大選手が新たな戦力として加入。手塚選手は「仲間と力を合わせ、挑戦し続けることが大切」と、豆腐屋のように地道な努力を強調しました。彼は地域の皆さんの夢の実現に貢献する姿勢を示しています。
代表取締役からのメッセージ
株式会社ドットラインの代表取締役である垣本祐作氏は、「医療・福祉の力とスポーツの力を組み合わせ、地域貢献を加速させたい」とコメント。ファンの支えを胸に新たな歴史を共に作り上げていく姿勢を明かしました。
まとめ
千葉ドットの誕生とともに、新たな挑戦が始まっています。地域の人々と共に夢を育て、バレーボールを通じて新しい文化を創り上げる彼らの活動に、これからも目が離せません!