ケムリ研究室新作
2025-09-12 16:33:52

ケムリ研究室が2026年春、新作をシアタートラムで上演決定!

ケムリ研究室が新たなステージへ!



2026年春、劇作家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(通称KERA)と俳優の緒川たまきによる演劇ユニット「ケムリ研究室」が、新作を東京・シアタートラムで上演することが決まりました。ユニットは2020年の旗揚げ以来、毎回異なる作品で観客を魅了しており、今回の公演も期待が高まります。

ケムリ研究室のこれまでの足跡



ケムリ研究室は、旗揚げ公演としてコロナ禍を吹き飛ばすロマンティック・コメディ『べイジルタウンの女神』を上演しました。続いて、2021年には安部公房の名作『砂の女』を舞台化し、その作品は第29回読売演劇大賞で優秀作品賞と緒川たまきが受賞した最優秀女優賞を獲得する成功を収めました。さらに、2023年には近未来のディストピアを描いた『眠くなっちゃった』を上演し、圧倒的な映像効果と演出で観客を圧倒しました。そして、2025年には再演された『べイジルタウンの女神』で再び多くの観客を魅了しました。

新作のコンセプトと魅力



今回の新作は「ナイーブな人たちの小さな物語」というテーマが掲げられています。これまでの作品とは異なり、映像やスタイリッシュな演出を封じ込め、濃密な会話劇に焦点を当てた内容です。KERAと緒川が描く物語の舞台は、少し前の日本の家屋で、そこに住む不器用な兄妹が中心となり物語が展開されます。公開された仮チラシから伺えるレトロモダンな雰囲気は、観客の心をくすぐります。

豪華なキャスト陣



この新作には、主宰の緒川たまきをはじめ、多彩な俳優陣が集結しました。映画『ドールハウス』や舞台『A Numberー数』で高い演技力を誇る瀬戸康史や、兄の瀬戸康史と共演する瀬戸さおり、CMで活躍する清水伸など、実力派が顔を揃えています。また、赤堀雅秋、萩原聖人、鈴木慶一など、各分野で存在感を示している俳優たちが集まり、作品に華を添えます。

公演情報と今後の予定



東京公演は2026年3月29日から4月19日まで行われ、その後各地にも巡演される予定です。東京公演のチケットは2026年2月から一般発売が開始されます。最新の情報は、公式サイトで随時発表される予定ですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。

まとめ



ケムリ研究室がシアタートラムという小劇場空間で届ける新作「ナイーブな人たちの小さな物語」。期待が高まるこの演劇を見逃す手はありません。観客の心に何が残るのか、ぜひその目で確かめてはいかがでしょうか。


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