オーディオブックの未来
2025-02-28 13:31:08

オーディオブックの日、認知度と利用意向が急上昇!今後の読書の楽しみ方は変わるか

3月3日はオーディオブックの日



3月3日が「オーディオブックの日」として制定されていることをご存じでしょうか?この日は、耳で楽しむ新しい読書スタイルが広がることを目的とした記念日です。オトバンクが実施した「オーディオブック認知度調査2025」によると、オーディオブックの認知度は59%に達し、利用経験者も15%に上昇しています。これは、2023年のデータと比較してそれぞれ13ポイント、6ポイントの増加で、実に2年で利用者が大幅に増えたことを示しています。

オーディオブックとは



オーディオブックは、ナレーターや声優が書籍を朗読した「聴く本」です。近年、スマートフォンやワイヤレスイヤホンの普及により、音声コンテンツを手軽に楽しめる環境が整っています。特に、定額制で多数の作品が聴き放題となるサービスの登場は、オーディオブックを手に取りやすくしています。例えば、オトバンクが提供する「audiobook.jp」では、会員数が2024年2月には300万人を超えるという驚異的な成長が見られました。

認知度と利用経験



調査によれば、「オーディオブックを知っていますか?」という質問に対して、「知っている」と答えたのは22%、「なんとなく知っている」が37%で、合計で59%の人がオーディオブックの存在を認知しています。さらに、オーディオブックを利用したことがあると回答したのは15%で、これは2023年の調査に比べ6ポイントの上昇を示しています。このような上昇が見られる背景には、近年の利用環境の整備が強く影響していると考えられます。

利用したいという意思を示した人も増えており、「オーディオブックを使ってみたい」と答えた割合は42%に達しました。理由としては「ながらで読書ができる」という点が多く挙げられており、特に40代以上の世代からは「目が疲れない」という身体的な理由も見られます。移動中や家事の合間など、さまざまなシーンでオーディオブックを活用したいと意識されていることが明らかになりました。

音声コンテンツの人気



機会の多い音声コンテンツの利用状況も調査されており、耳のスキマ時間に何を聴いているかという問いに対して、1位は「音楽」で73%、2位は「ラジオ」が26%、そして3位に「オーディオブック」が11%という結果が出ました。これは、オーディオブックが「ポッドキャスト」を上回る人気を持っていることを示しており、日常生活の音声コンテンツとして固く根付いていることがわかります。

「オーディオブックの日」の意義



3月3日がオーディオブックの日に制定された理由は、語呂合わせによるものです。「み(3)み(3)」は日本語で耳を意味し、聴く文化を促進するために制定されました。この日を通じて、オーディオブックの文化がさらに広がり、ますます多くの人々が手軽に読書を楽しむことができるようになることを期待しています。

結論



オーディオブックの需要が急増しているのは、非常に励みになるニュースです。今後も多くの人が新たな読書体験を通じて、より多くの知識や感動に触れられるようになるでしょう。音声コンテンツの多様性が広がる中で、オーディオブックがどのように進化し、私たちの生活に根付いていくのか、楽しみでなりません。


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