『Another World』香港初登場1位
2025-11-14 10:47:08

デジタルハリウッド大学院が生んだアニメ映画『Another World』が香港で公開初週1位を獲得!

デジタルハリウッド大学院が生んだアニメ映画『Another World』、香港で公開初週1位を獲得



デジタルハリウッド大学大学院が推進する「日本IPグローバルチャレンジ・プロジェクト」の作品である長編アニメ映画『Another World(世外)』が、香港での初週興行で堂々の1位を記録しました。この映画は、小説『千年鬼』(西條奈加著)を原作とし、香港のアニメーションスタジオPOINT FIVE CREATIONS LIMITEDとの国際共同制作でお届けします。

世界に羽ばたく日本の創造力



デジタルハリウッド大学の特徴は、デジタルコミュニケーションの力を駆使して新たな価値を生むリーダーを育てる点です。この度のプロジェクトにおいても、大学院教授の吉村毅が発案となり、日本文学の深層に触発された作品を形にしました。

『Another World』は、香港オリジナルのアニメーション技術を用いて、幻想的な世界観を響かせています。物語は、霊的な要素と人間の感情が混在する世界観を描き、観客を引き込む魅力を持っています。特に、原作にある幻想文学的な要素が色濃く残されており、日本の文化と香港のアニメーションが融合した作品として注目されています。

本作の制作背景



制作は2025年春を目指しており、香港フィルマートの国際企画コンテストで大賞を受賞した実績もあります。上映が予定されているアヌシー国際アニメーション映画祭2025やシッチェス・カタルーニャ国際ファンタスティック映画祭2025は、国際的にも非常に権威のあるイベントです。これらを通じて、本作がグローバルに受け入れられる期待が高まっています。

物語のあらすじ



物語の舞台は、死後、魂が赴くと言われる幻想的な世界「世外」。主人公グドは、そんな魂を輪廻へ導く精霊です。彼がユリという少女を導く中で、人間には彼には理解できない感情が存在することを知ります。果たしてグドは、ユリの感情を理解し、彼女を守ることができるのでしょうか。

日本IPグローバルチャレンジ・プロジェクトとは



「日本IPグローバルチャレンジ・プロジェクト」は、埋もれた日本のコンテンツを発掘し、それを海外向けに映像作品化することを目指して2016年に発足しました。多くの留学生が参加し、デジタルハリウッド大学を通じて新たな物語を世界に届ける使命を担っています。

このプロジェクトから生まれた『千年鬼』は、多くの人々に感銘を与えてきました。そしてそれが映画化され、今や国際的に高い評価を受ける作品へと成長しました。

監督とプロデューサーの思い



本作の監督はトミー・カイ・チュン・ン、プロデューサーはポリー・ユンが務めています。彼らは香港のアニメーション界で高い評価を受けており、国際的な賞をいくつも手にしています。

彼らの情熱と才能がこの作品に込められ、観客に夢や希望を届けることを目指しています。

未来への展望



『Another World』が香港での成功を果たした後、他国での公開が見込まれています。日本の文化と香港のアニメーション技術が織りなすこの作品が、国際市場で一体どう評価されるのか、今後の展開から目が離せません。

私たちもこの素晴らしい作品を応援し続けます。興味がある方はぜひご覧ください。


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