京都でシニアとジュニアが共に楽しむeスポーツ大会を開催

京都発！シニアとジュニアが共演するeスポーツ大会

来たる2026年1月18日（日）、京都サンガスタジアムで「京都知事杯シニア・ジュニアeスポーツ大会」が開催されます。このイベントは、京都ｅスポーツ振興事業の一環として、地域住民が一堂に集うフィールドを提供します。

京都eスポーツ振興事業の背景

京都府は、全国初のeスポーツ専用施設を持つ先駆者として知られています。2019年度以来、毎年全国大会規模のイベントを開催しており、その一環としてシニア層への普及を目指す取り組みが進められています。今回は、特にシニア層と若い世代の交流を促進するイベントとして位置づけられています。

シニア層の健康や身体知の維持が注目される中、全国的にシニアeスポーツの取り組みがされてきました。京都亀岡市では、すでにシニア向けのeスポーツプログラムが開始されています。このイベントは、世代を超えたコミュニケーションを育む場としての役割も果たします。

eスポーツの新たな波「Gerogue」

本大会で採用される競技タイトル「Gerogue」は、シニア中心の新しいスタイルのeスポーツゲームで、チーム戦を通じてコミュニケーションを深めることが目的です。直感的な操作性を持ち、シンプルなルールが特徴的で、シニアやジュニアの両世代が一緒に楽しめる要素が盛り込まれています。

プログラムの中には、2つのボタンを同時に押すことでロボットが合体する要素などがあり、これがコミュニケーションを促進し、戦略を考える楽しさを加えています。参加者は、シニアと小中学生の混合チームとして参加することができ、異なる世代が共にゲームを楽しむ絶好の機会が提供されます。

大会の詳細

大会は2026年の1月18日、午後12時から午後3時にかけて開催されます。京都サンガスタジアムの4階に設置されたeスポーツZONEで行われ、参加は、60歳以上または小中学生の選手の組み合わせによるチームによって行われるため、幅広い年齢層が関わることが可能です。参加費は無料で、チーム編成に制限があり、先着順で最大8チームまで募集されます。

参加条件

参加チームは以下のいずれかの構成でなければなりません：

- 60歳以上の選手3人
- 60歳以上の選手2人と小中学生選手1人
- 小中学生の選手3人（2チームまで）

参加募集金額は無料です。

今後の展望

「京都知事杯シニア・ジュニアeスポーツ大会」は、シニア世代とジュニア世代の架け橋としての役割を果たし、今後も地域活性化の一助となるイベントとして継続的にアップデートされることでしょう。ゲームを通じた世代間コミュニケーションの促進に向けたこの取り組みは、楽しいだけでなく、健康的な生活の一環としても期待されています。