プロ音楽家のために設計されたbeyerdynamicの新IEMシリーズ

beyerdynamicの新しいインイヤーモニターシリーズが登場

ドイツの音響機器メーカー、beyerdynamicはこのたび、ステージやスタジオ用途に特化したインイヤーモニター（IEM）シリーズを発表しました。このシリーズは、プロのミュージシャンやサウンドエンジニアの要望を反映し、音質と快適性を両立させたものです。

INイヤーモニターは、特にミキシングやクリティカルリスニング、ドラム・ベース向けのモデルなど、用途に応じた4つの新しいモデルで構成されています。これにより、使用者は自分のニーズに合った最適な選択が可能となります。

技術的な特徴

新モデルには、最先端の技術が活用されています。特にTESLA.11ダイナミックドライバーシステムは、極めて高い音質を提供し、1 kHzでの歪率はわずか0.02%という驚異的な数値です。また、最大137 dBという高い音圧レベルは、業界でもトップクラスの性能を誇ります。この製品は、ドイツ・ハイルブロンに伝わる職人技によって、手作業で丁寧に製造されているため、信頼性も抜群です。

更に、コンパクトなデザインと人間工学に基づいたフィット感を両立させ、300以上の耳型データを基に新たな設計がされています。この結果、最大で-39 dBという高い遮音性を実現し、騒音の多い環境でも安心して使用できます。

各モデルの特長

DT 70 IE

- ミキシングやクリティカルリスニングに特化。
- バランスの取れた音響特性で高品質な音楽鑑賞にも対応。

DT 71 IE

- ドラムやベースに最適な設計。
- 力強い低音と際立った高音域を実現。

DT 72 IE

- ギタリストやボーカリストに特化。
- 自然な低音と高音域のディテールが魅力。中音域のプレゼンスを強調。

DT 73 IE

- ピアニストやオーケストラの音楽家向け。
- リニアな周波数特性を持ち、倍音成分を正確に再現。

耐久性と安全性

が、これらのインイヤーモニターはすべて、厳しいライブやスタジオ環境にも耐えうる耐久性を備えています。DT 70 IE、DT 72 IE、DT 73 IEの3モデルはIP68認証を取得し、強力な防塵性能と耐水性能を誇ります。また、接続部分には金メッキされたMMCXコネクターが採用され、安定した接続を実現しています。

マーティン・ミラーとのコラボレーション

この新シリーズの発表を祝うため、国際的に評価されているギタリスト、マーティン・ミラーとのコラボレーションが行われます。マーティンは自身の音楽キャリアにおいて、beyerdynamicの製品が重要な役割を果たしてきたと述べ、新型IEMのステージでの性能に期待を寄せています。彼のバンドと共に、NAMM Show 2025でのライブパフォーマンスも予定されています。

beyerdynamicの新DTインイヤーシリーズは、NAMM Showで体験することができるので、音質を重視する方はぜひ足を運び、その実力を感じてみてください。