加藤登紀子の音楽人生を深く掘り下げる新番組が登場！

加藤登紀子の音楽人生を探る新番組『ストーリーズ』

新たにリニューアルしたBS10プレミアムでは、音楽コンテンツが大幅に充実しました。本記事では、特に注目のオリジナル音楽番組『ストーリーズ～歌に刻まれし物語～』をご紹介します。この番組は、アーティストの音楽人生と彼らの楽曲を、折れ線グラフ形式で紹介しながら、インタビューや実際の生歌も聴けるという斬新な構成です。

第3回のゲストは、日本の音楽シーンで60年のキャリアを誇る加藤登紀子です。加藤は自身の音楽活動やプライベートについて、深い思いを語りました。特にコロナ禍での生活の変化について触れ、自由な時間を持つことで、料理や洋服のリメイクといった新しい趣味に挑むようになったと主演しました。

「自分自身と向き合う時間ができたことで、生活習慣や考えが大きく変わった」と語る加藤は、今後も一人で“暮らす”という意識を持っていきたいと意気込んでいます。音楽に対する愛情も深く、彼女は思春期から映画や書籍を通じて新たな世界観を広げてきたことが分かります。

ここで、加藤が特に印象に残るアーティストとの出会いを語ります。中島みゆきとの運命的な出会いについて、彼女は「出産前にお休みを取っていたとき、たまたま観たテレビでみゆきさんの顔に衝撃を受けた」と振り返りました。この出会いが、加藤の音楽人生においてどれほど重要だったかを感じさせます。

加藤は「私は漂うことを大切にしている」と語り、自身の音楽活動を旅に例えます。それによって得られたさまざまな経験が、彼女の楽曲やキャリアに反映されています。例えば、名曲「難破船」は彼女の失恋体験から生まれた楽曲ですが、中森明菜によるカバーが世間の耳に多く届けられたことには、運命を感じているようです。

さらに加藤はギターについても語ります。「私にとってギターは旅を支える靴のようなもの」と例え、その重要性を強調しました。番組内での弾き語りパフォーマンスも特に注目されており、名曲「百万本のバラ」の演奏は必見です。

このように、音楽と深い関わり合いを持つ加藤登紀子の人生は、彼女の楽曲と共に進化していきます。新番組『ストーリーズ～歌に刻まれし物語～』では、彼女の貴重なインタビューや音楽が披露されるので、ぜひご覧いただきたいと思います。視聴者にとって、感動的でアーティストの魅力を再発見できる貴重な時間になることでしょう。