TOPPANが実現する新たな中古車販売システム
TOPPAN株式会社が新たに発表した『中古車電子ペーパープライスカード』が、2025年1月よりサービスを開始します。このシステムは、遠隔で表示内容を更新できる電子ペーパーを搭載したプライスカードであり、ユナイテッドトヨタ熊本が全国で初めて採用しました。
中古車販売の新たな時代
昨今、自動車公正取引協議会の規約改正によって、中古車の販売において「支払総額」の表示が必須となりました。これにより、中古車販売店では毎月プライスカードを更新する必要が生じ、多くの時間と労力が必要とされていました。この業務負担を軽減するため、TOPPANは新たな自動車販売システムを提案します。
1. リモートでの表示更新機能
『中古車電子ペーパープライスカード』は、車載された状態で遠隔から表示を更新できる利点があります。これにより、販売店は手作業での更新に煩わされることなく、効率的に業務を行うことが可能です。また、表示はモバイルデータ通信を使用して切り替えができるため、追加の通信設備が不要です。
2. 極限環境でも耐えられる性能
この電子プライスカードは、最高85℃までの環境に耐える耐久性を備えており、猛暑時の屋外展示でも安心して使用可能です。長期にわたる使用ができることから、展示車の管理が格段に楽になります。
3. ペーパーレス化に寄与
この技術は、従来の紙のプライスカードを完全に置き換えるものであり、ペーパーレス化を進める一助となります。これにより、環境負荷を軽減しつつ、効率的な業務運営が可能になります。
ユナイテッドトヨタ熊本での導入事例
ユナイテッドトヨタ熊本では、すでに100台分のプライスカードが導入され、実用化の第一歩を踏み出しました。新システムの導入により、業務の効率化だけでなく、販売機会の増加にも寄与しています。このように、販売店はより高い生産性を目指すことができるようになりました。
今後の展望
TOPPANは、今後の目標として、各店舗への約500台の導入を予定しています。また、2030年までには自動車販売店向けサポート事業で約30億円の売上を目指すとしています。この取り組みは、中古車販売の現場をより良いものにし、顧客体験の向上にもつながることでしょう。
結論
『中古車電子ペーパープライスカード』は、中古車業界における業務の効率化と環境配慮を両立させた革新技術です。このサービスを通じて、販売店が直面する多くの課題に立ち向かい、未来の中古車販売がどのように進化していくのか、今後の動向に注目です。