展示会で注目のFulcrum
2025-03-11 16:38:33

ABERLINKが魅せる革新的な手動CMM Fulcrum、MECSPE 2025で注目を集める

ABERLINKが魅せる革新的な手動CMM Fulcrum、MECSPE 2025で注目を集める



2025年3月5日から7日の3日間、イタリアのボローニャで開催された製造技術展示会、MECSPE 2025にて、株式会社システムクリエイトが国内販売代理を務めるABERLINK社が出展しました。MECSPEは今年で23回目を迎えるイタリア最大規模の製造業の展示会で、毎年6万人以上の来場者を記録する業界のイノベーションの場として知られています。

手動CMM Fulcrumの圧倒的な人気



展示会の中で特に注目を集めたのは、ABERLINK社の手動CMM、Fulcrumでした。午後5時30分に閉幕するという中、Fulcrumのデモンストレーションを希望するエンジニアたちの長蛇の列が途絶えず、その関心の高さが伺えました。多くの測定器具が撤収される中で、Fulcrumだけは熱気を帯びたままの状態であり、その魅力を再認識させる場となりました。

手動CMM Fulcrumの特徴



Fulcrumは、直感的なソフトウェアと革新的なデザインを兼ね備えています。そのため、電源を入れてから数分以内で、測定経験のない人でも部品の測定が可能となります。初回検査や小ロットの品質管理、CNCマシンの設定など、さまざまな場面で即座に使用できる最適な測定ツールです。手動タイプのCMMの中でも、習得の簡単さが特長です。

磁気での操作が可能



Fulcrumは、磁気ソフトメニューを使用することで、にマウスを使わずに迅速に機能を切り替えられます。このメニューは測定面の任意の位置に配置することが可能であり、また『Aberlink Mk4』ソフトウェアを用いて各ソフトボタンをプログラムすることで、欲しい機能を即座に実行できます。

測定物をしっかり固定



さらに、磁気固定具テンプレートを使えば、すべての測定ポイントを正確に取得でき、部品を迅速に固定することができます。また、測定物をマグネットで固定せずとも、Fulcrumは簡単に測定対象を固定することができるため、作業の効率化が図れます。挙げられる特長は多く、特に生産ラインの根本的な問題を特定し、時間とコストを大幅に削減してくれる点は見逃せません。

専用の測定用PCを備えたFulcrum



Fulcrumには、モニターが一体となった専用PCが付属しており、その中には強力な測定用ソフトウェア、『Aberlink Mk4』が内蔵されています。このため、箱から取り出したその日から、すぐに測定作業を開始することが可能です。これにより、生産現場における迅速な問題解決をもたらします。

ABERLINK社とシステムクリエイトの紹介



ABERLINK社は、1993年に設立され、イギリス・グロスターシャー州に本社を構えている検査機器と計測機器の専門メーカーです。その公式サイトはこちら

一方、株式会社システムクリエイトは、国内での販売代理店業務を通じて、3Dプリンターや3Dスキャナー、工作機械、CAD/CAMソフトウェアの販売を行い、製造業界に向けた包括的なソリューションを提供しています。企業の設立は1992年で、大阪府東大阪市に本社を置いています。詳細はこちらをチェックください。

今後もABERLINKが創出する最先端の技術に期待が寄せられます。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

関連リンク

サードペディア百科事典: ABERLINK Fulcrum MECSPE2025

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。