東京山九フェニックスラグビークラブが、2025年2月2日に秩父宮ラグビー場で開催された「第11回全国女子ラグビーフットボール選手権大会」で、見事に優勝を果たしました。これにより、彼女たちは2023年から続く3年連続の優勝という快挙を成し遂げました。決勝戦では、関西大会を制したPEARLS(四日市市)と対戦し、最終的には13点を獲得しましたが、そのうち前半に10点、後半に3点を奪う一方で、PEARLSには後半に5点を許す結果となりました。この試合において、特に東京山九フェニックスのプレースタイルが際立っており、選手たちの結束力と戦略が功を奏しました。
OSPグループは、早くから東京山九フェニックスラグビークラブと正式なパートナーシップを結んでおり、2014年から彼女たちの応援を行ってきました。スポンサーとしての支援に加え、試合やイベントで配布するステッカーの一部を提供し、地域におけるラグビーの普及を目指しています。また、OSP CUPと呼ばれる練習試合も開催し、若手選手たちの育成に寄与しています。このような取り組みを通じて、OSPグループは地域社会に貢献する姿勢を貫いています。
さらに、東京山九フェニックスラグビークラブの選手たちもOSPホールディングスに在籍しており、彼女たちのラグビーへの情熱は仕事にも良い影響を与えています。決勝戦に出場した選手、フッカーの小鍜治歩選手とスクラムハーフの妹尾安南選手は、それぞれ試合の中で得意の役割を果たし、チームの勝利に貢献しました。
小鍜治選手は、試合後のコメントで、セットピースの修正に努め、勝ち続ける喜びを表現しました。彼女は自らの怪我から復帰し、全てをチームのために尽くすことができたことを嬉しく思っています。また、2025年のワールドカップへの意欲も示しており、今後の活躍が期待されます。
妹尾選手も同様に、チームメイトやコーチ、ファンの支えがあってこその3連覇であったと感謝の気持ちを述べており、試合中の緊張感が彼女たちの成長につながったとの経験を共有しました。尾崎夏鈴選手は、残念ながらケガの影響で出場できなかったものの、次のシーズンへの決意を語りました。
東京山九フェニックスラグビークラブの成長は、チームとしてだけではなく、地域社会やその未来にも大きな影響を与え続けています。OSPグループとの連携の中で、彼女たちがどのようにプロフェッショナルな選手として成長していくのか、注目が集まります。これからも彼女たちに、多くの応援が送られることでしょう。