宮本亞門と成河の絶賛コメントが到着!
6月27日(金)より公開されるR・シュトラウスのオペラ『サロメ』の新演出が話題を集めています。このオペラは、メトロポリタン・オペラ(MET)の最新ステージとして日本のスクリーンでも楽しめる機会となります。時を経ても色あせないこの作品は、19世紀の文学を基にした衝撃的なロマンを描いています。
現代の問題作としての『サロメ』
今回の演出を手がけたのは、クラウス・グートという名演出家です。彼の手によって生まれ変わった『サロメ』は現代の問題を浮き彫りにしており、宮本亞門氏は「ネゼ=セガンの緊迫した音楽とグートの写実的な演出が相まって、観客の心をえぐる」と評価しています。成河氏も「これまで見たサロメの中で最もショッキング」と賛辞を送り、そのポテンシャルを最大限に引き出した演出を称賛しています。
豪華キャスト陣と新演出
本作では、スター・ソプラノのエルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァーがタイトルロールを務め、彼女が唱える激しい愛の歌声は必見です。また、ヨカナーン役を演じるペーター・マッテイも相まって、視覚的にも聴覚的にも圧倒的な体験が待っています。観客は、スタイリッシュでテンポが良い演出と、人間の複雑なおぞましさを垣間見ることができるでしょう。
続々解禁される映像とキャンペーン
本作の公開を記念して、歌唱&リハーサル映像も解禁され、ますます期待が高まっています。また、公式X投稿キャンペーンも実施中で、応募者の中からオスカー・ワイルドの『サロメ』が抽選で3名様にプレゼントされるチャンスも。ファンにとっては、この絶好の機会を逃す手はありません。
『サロメ』のあらすじ
『サロメ』は、紀元36年ごろのシリアを舞台に、愛に狂った少女が織りなす悲劇です。キリストの到来を予言したヨカナーンが王ヘロデによって囚われている。一方、ヘロデの連れ子サロメは、獄中から響くヨカナーンの声に心を奪われ、彼との面会を求めるも、拒まれてしまいます。サロメは激しい欲望に突き動かされ、ヘロデの求愛に対して踊り、激しい愛の証として「ヨカナーンの首」を要求する……。
イベント詳細
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特別上映館: 東劇・新宿ピカデリーなど全国21館
- - 演出: クラウス・グート
- - 指揮: ヤニック・ネゼ=セガン
- - 出演者: エルザ・ヴァン・デン・ヒーヴァー、ミシェル・デ・ヤング、ペーター・マッテイなど
- - 上映時間: 約2時間3分(休憩なし)
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