ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ
2025-07-03 05:26:30

夢の共演、ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ!アラン・メンケンの魅力をリポート

ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン



2025年7月1日、東京の国際フォーラムで開催された「ディズニー・ブロードウェイ・ヒッツ feat. アラン・メンケン」が、全公演ソールドアウトとなり、観客を魅了しました。このイベントは、世界的な作曲家アラン・メンケンと豪華なブロードウェイキャストが共演する夢のステージ。観客の期待感は高まり、開場には熱気が満ち溢れていました。

第1幕:アラン・メンケンの不朽の名曲



第1幕の幕が上がると、アラン・メンケン(彼はエミー賞やグラミー賞、アカデミー賞、トニー賞といった名誉ある賞を受賞した作曲家)が自らピアノの前に立ち、素晴らしいパフォーマンスを披露しました。彼の登場に、5000人の観客は熱い拍手で迎えます。彼は日本語で「こんばんは」と挨拶し、『アラジン』の名曲「Prince Ali」を情熱的に演奏。「アラビアン・ナイト」の世界を舞台に描くその姿は観客を虜にしました。

続けて、メンケンは自身と盟友のハワード・アッシュマンとの秘話を語り、『リトル・ショップ・オブ・ホラーズ』の音楽へとメロディーは流れます。初のアカデミー賞ノミネート作品となったこの曲は、オフ・ブロードウェイの成功を経て、多くの人々に愛されました。続く『リトル・マーメイド』の楽曲では、アリエルの「Part of Your World」、受賞歴を持つ「Under the Sea」が披露され、観客はすっかり夢中になりました。

その後、環境はフランスの古城に変わり、『美女と野獣』のオープニングナンバー「Belle」を含む数々の名曲が演奏されます。メンケンは高音を駆使し、キャラクターの心情を巧みに表現し、観客をその世界へと引き込みます。そして、実写版のために書き下ろした楽曲も紹介され、名曲が生まれた瞬間を感じ取ることができました。

また、独特の茶目っ気で『ニュージーズ』の映画初演時の側面を語るメンケンは、「Friend Like Me」や「A Whole New World」を披露し、会場はまるで夢のような空間に包まれました。多種多様なジャンルの楽曲を一手に生み出した彼の功績が改めて浮き彫りになり、観客はその魅力に心から感動しました。

最終的に、アラン・メンケンは感極まって、サプライズの曲「Proud Of Your Boy」と「Compass of Your Heart」を披露。これに観客は涙を流し、強い感情に包まれました。第1幕は熱い拍手に見送られ、幕を下ろしました。

第2幕:ブロードウェイのスターたち



第2幕はオーケストラによる調弦から始まり、今度はブロードウェイで活躍するスターたちが登場します。『ニュージーズ』のオリジナルキャスト、カーラ・リンゼイや、現在も「アラジン」に出演しているマイケル・ジェームズ・スコットなどが舞台に立ち上がります。彼らは「Be Our Guest」などの名曲を歌い上げ、観客はブロードウェイの雰囲気に酔いしれました。

特に感動を呼んだのは、長年「ライオン・キング」のナラ役を務めてきたキシー・シモンズの圧倒的なパフォーマンス。その歌声には迫力があり、作品のメッセージが伝わってきます。彼女の言葉と歌には、心を打つ力があると来場者全員が感じ取っていました。

また、ジョシュ・ストリックランドがアラジンの曲を歌演するシーンでは、役が異なる中でも新たな魅力が発揮され、観客を感動させました。京本大我も客席から登場し、一緒に「A Whole New World」を歌うことで、作品の素晴らしさを直に体験させてくれました。特に、京本が歌う「Proud Of Your Boy」は、彼自身の姿勢と情熱が美しく重なり、観客を魅了しました。

その後、『アナと雪の女王』の楽曲や最新の『ヘラクレス』からの「Go The Distance」など、観客は目の前で繰り広げられる絶景に息を呑びました。本作品の三重唱パフォーマンスを体験することは、まさに貴重な瞬間で、観客全員が感激に浸ります。

公演の最後には、さまざまな国でジーニーを演じてきたマイケルらが再集結し、全員で「Friend Like Me」を歌唱。会場は拍手と歓声に包まれ、この夢のようなステージは素晴らしいフィナーレを迎えました。アラン・メンケンと数々のアーティストが共演したこのイベントは、観客の心に深い印象を残し、笑顔と感動のひとときをもたらしました。


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