注目の新技術紹介
2025-02-20 15:42:22

2025年国際オートアフターマーケット展示会で注目の新技術とは

2025年国際オートアフターマーケットEXPOに出展



2025年2月26日から28日にかけて、東京ビッグサイトで開催される『第22回国際オートアフターマーケットEXPO2025(IAAE2025)』において、積水化学工業株式会社がブースを設け、注目の新技術「塗料転写シート」を発表します。小間番号は6058で、ぜひお立ち寄りください。

塗料転写シートの魅力とは



積水化学の塗料転写シートは、環境に優しい新しい塗装技術として高く評価されています。この技術は、自動車産業における塗装のCO2排出量削減に寄与し、効率的な作業を実現するものです。具体的な特徴を以下に紹介します。

1. 独自の構成による高性能



塗料転写シートは、積水化学が独自に開発した技術をもとに、膜化した塗料を転写フィルムと支持フィルムで挟む構造を採用しています。これにより、優れた塗装性能が実現されています。

2. 厚みと保管の効率性



塗料層の厚さは、通常の塗装方法と同じ程度の数十μmで、ロール状態での保管が可能です。これにより、大量に保管・運搬する際の利便性が大幅に向上します。

3. 幅広い塗料に対応



この技術では、熱硬化塗料を使用しており、自動車外装での実績も豊富です。異なる塗料にも柔軟に対応できるため、多様なニーズに応えることができます。

4. 簡単な貼り付け作業



塗料層は粘着性があり、粘着テープのように簡単に貼り付けることができます。手作業での貼り付けはもちろん、真空成形も可能で、多様な製造工程に適応します。

5. 環境への多大な貢献



特に、ツートンカラー車の製造においては、CO2排出量を約半減させることができ、環境保護に大きく寄与します。これにより、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを積極的に進めています。

6. デモンストレーションを実施



展示会では、塗料転写シートを使用した実際のデモンストレーションを行います。塗料転写の過程を目の前で体験することができ、その効果や便利さを直接感じていただけます。次世代モビリティの課題に対する積水化学グループの取り組みをぜひご覧ください。

未来を見据えた取り組み



積水化学グループの長期戦略「Vision 2030」では、環境を重視した社会の実現に向けて、さまざまな分野でのイノベーションを目指しています。特に安全性や環境対策、デザイン・快適性といったパラメーターを考慮し、社会全体に関わるすべての人々のニーズを尊重しながら、より良いモビリティの実現を支援しています。

展示会の情報



展示会への参加や入場登録については、公式ウェブサイトで確認できますので、ぜひアクセスしてください。未来の自動車産業を形作る新技術の魅力を体感できる機会です。皆様のご来場を心よりお待ちしております。


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