フットゴルフの魅力を再発見!11月の大会情報をチェック
フットゴルフは、サッカーとゴルフを融合させた新しいスポーツで、ますます注目を集めています。今月開催される2つの主要大会に焦点を当て、その魅力を探ってみましょう。
全日本ジュニアフットゴルフツアー第5戦の開催
2025年11月8日(土)、群馬県の鳳凰ゴルフ倶楽部にて、「全日本ジュニアフットゴルフツアー supported by ジーク 第5戦」が開催されます。この大会は、フットゴルフの普及とジュニア選手の育成を目的に、2021年から始まったジュニアカテゴリーの大会です。参加者は、サッカーの経験がある子どもから未経験者まで幅広く、競技を通じて成長を遂げています。
今季は全6戦を予定しており、ランキング上位選手にとっては、年間タイトル争いに向けてポイントを積み上げるラストスパートの大会となります。なぜこの大会が重要かと言うと、全日本ジュニアフットゴルフツアーは、参加する選手の成長を促し、新たな可能性を引き出す機会となっているからです。
フットゴルフジャパンツアー2025愛知新城カップ
続いて、11月15日(土)から16日(日)にかけて、愛知県新城市のパインフラットゴルフクラブで「フットゴルフジャパンツアー2025 愛知新城カップ」が行われます。この大会は2日間にわたって行われる競技で、ランクへのポイントが大きく加算されるため、年間王者を狙う選手にとっては大切な一戦です。
さらに、この大会は来年開催予定の「FIFGフットゴルフワールドカップ2026」の日本代表選考対象でもあります。選手たちは自らの成長を目指し、熾烈な戦いを繰り広げます。このように、フットゴルフの大会は個々の選手の技術だけでなく、チームの結束や戦略も試される場となるのです。
フットゴルフとは何か?
では、そもそもフットゴルフとは何か、簡単に説明しましょう。これはサッカーボールを使い、ゴルフコースでプレイする新感覚のスポーツです。9ホールまたは18ホールをラウンドし、「サッカーボールを蹴ってゴルフをする」というイメージが非常に分かりやすいでしょう。
2009年にオランダでルールが整備され、2012年には国際フットゴルフ連盟が設立されました。今では40カ国以上で楽しまれ、特に欧米では急速に普及しています。日本でも一般社団法人日本フットゴルフ協会が設立され、短期間でフットゴルフの場が広がりました。
フットゴルフの未来
フットゴルフは、今後オリンピック正式種目化を目指している注目のスポーツです。国内では、約30か所でプレイ可能なコースが整備されつつあり、多くの若手選手がこの競技に挑戦しています。JJFGAも全国でフットゴルフの普及活動を行っており、フットボールの楽しさと結びつく要素がますます増えています。
特に、サッカー経験者だけでなく、ジュニアや幅広い層に開かれたこのスポーツは、未来のアスリート育成にも大きく寄与することでしょう。これからの大会に参加する選手たちがどのように成長していくのか、楽しみでなりません。今後のフットゴルフ界の発展にも注目していきましょう。