晩餐会の夢
2025-04-24 15:39:18

一夜限りの夢の晩餐会を体験する新しいイマーシブシアター

人生で一度は体験したい「真夜中の晩餐会」



2025年4月25日(金)、株式会社刀の子会社が運営する「イマーシブ・フォート東京」が新たに始める体験型エンターテイメント、「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert's Castle」が話題を呼んでいます。この作品は、19世紀フランスの貴族の世界を舞台にしたイマーシブシアターで、観客自身が参加者としてその物語の一部となることが特徴です。

この晩餐会の体験は、まず招待状の配布から始まります。それぞれのゲストには役名や登場人物との関係が記されており、ストーリーの進行に従い、彼らの役を演じることが求められます。観客は単なる傍観者ではなく、晩餐会の一員として物語に深く没入することで、まるでその場に自分が存在しているかのような感覚を味わうことができます。物語の進行とともに、個々の体験が紡がれ、独自のドラマが展開されます。

複雑に絡み合う人間模様



本作の物語は、貴族の世界の“光と影”をテーマにしています。主人公は令嬢ソフィで、彼女を取り巻く恋愛模様や家族の思いなど、複雑な登場人物たちによって物語が構成されます。婚約者リュークとの切ない思い、謎めいた美少年ルイの葛藤など、そんな人間関係の中で、観客は登場人物たちとリアルな対話を交わしながら、感情の渦の中に引き込まれていきます。

五感を刺激するコース・ディナー



物語の中ほどでは、劇中の一幕として用意されたコース・ディナーが提供されます。料理は物語と連動し、参加者はその味わいを通じてさらに深い没入体験を享受できます。煌びやかなシャンデリアの下で燭台の揺れる灯りが照らす中、優雅な晩餐会が繰り広げられ、観客は一瞬の夢の中にいるような感覚に包まれることでしょう。

限定された体験の特別感



この晩餐会は50名の参加者限定ということもあり、密接な関係性が織りなす非日常的な体験が可能です。制作にあたるのは、日本のイマーシブシアターの第一人者、興山友恵。彼女のこれまでの作品でも人間の感情や心情がテーマとなっており、観客それぞれの透過した視点を大切にした物語作りに定評があります。

興山友恵が描くイマーシブシアターの魅力



興山は、観客がただの観客として終わるのではなく、ストーリーの中に入り込むような構成を盛り込んでいます。毎キャラクターには独自の設定が与えられ、場面ごとの即興的なやりとりを通じて、観客が持っている想いが反映された「生きた」体験を生み出します。これにより、体験の断片が観客に思考を刺激し、再訪の動機を生み出します。

興山友恵のコメント



「真夜中の晩餐会は、参加者それぞれが異なる物語の中を歩みながらも、ひとつの瞬間に集まる奇跡を描きたいと思いました。この作品が演劇の新たな地平を切り拓くことを確信しています」と興山は述べています。 

イベントの詳細


「真夜中の晩餐会~Secret of Gilbert's Castle」は、25キャラクターが登場し、体験可能人数は50人。体験時間は120分で、料金は24,800円(税込)です。このチャンスを逃さず、異世界の貴族社会に参加してみてはいかがでしょうか。あなたの人生に、新たな感動が生まれる瞬間が待っています。


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