養護学校生徒の心に響く、北海道日本ハムファイターズ公式戦
2025年9月15日、エスコンフィールドHOKKAIDOで行われたプロ野球の公式戦に、北海道の養護学校と支援学校の生徒たちが招待されました。この試みは、株式会社ベルコのSDGs推進活動の一環として実施され、子どもたちに新たな夢や希望を育むことを目的としています。
ベルコの思いと取り組み
株式会社ベルコは、大阪府に本社を構える冠婚葬祭互助会の会社です。彼らは「子どもたちの明るい笑顔から元気の輪を広げていこう」というテーマのもと、地域社会への貢献をし続けています。今回のイベントは昨年からの取り組みを踏襲する形で、第5回目の開催となりました。
ベルコの社長である齋藤氏は「スポーツ観戦を通じて子どもたちに夢や勇気、希望を提供したい」と語ります。スポーツの持つ力を信じ、子どもたちに貴重な体験を提供することが彼らの目指すところです。
招待された学校と参加者
今回は、北見支援学校、帯広養護学校、北海道帯広養護学校、札幌稲穂高等支援学校から合計30名の生徒が招待され、保護者や引率者とともに球場を訪れました。参加者全員が心弾むひと時を共にし、楽しい思い出を作りました。
特別な体験とサプライズ
試合前には、子どもたちにレプリカユニフォームが贈呈されたり、サイン色紙が当たる抽選会が開催されたりしました。特にこの瞬間、子どもたちの笑顔が球場内を明るく照らしました。また、球場内を見学しながら、選手たちの歴史や若手選手の躍動感を感じることができ、「ヒストリーエリア」や聞いたことのある「ダルビッシュ有選手・大谷翔平選手の壁画」も見ることができました。
白熱した試合の様子
試合当日、対戦相手は西武ライオンズ。試合は序盤から志気の高い展開となり、子どもたちは熱心に声援を送りました。北海道日本ハムファイターズは2対3で迎えた6回裏、レイエス選手のソロホームランと淺間選手の3ランで一挙に7点を奪い逆転しました。その後も代打・万波選手の3ランが飛び出し、最終的には12対5で見事に勝利を収めました。
この日の試合は、子どもたちにとってかけがえのない1日となり、スポーツの持つ感動や喜びを存分に体感する機会となったのです。
ベルコのスポーツ支援活動
ベルコは2009年から北海道日本ハムファイターズのオフィシャルスポンサーとして関わりを持ち、地域社会との共生を目指し続けています。チームの理念に共感し、スポーツの発展と地域活性化をサポートする活動を続けています。またINAC神戸レオネッサとも公式スポンサー契約を結び、女子サッカー界の発展にも寄与しています。
地域貢献への情熱
ベルコは、冠婚葬祭に関わる互助会事業を手掛けており、「人と人との絆」や「地域とのつながり」を大切にしています。今後もSDGsの理念に基づき、地域社会への貢献活動を積極的に進めてまいります。今回のイベントもその一環として、今後も続けていくことでしょう。子どもたちに夢を与え、未来を拓く活動がこれからも広がることを期待しています。