ウクライナ国立バレエ、希望を届ける来日公演が決定!
2022年2月に始まったロシアの侵攻から、ウクライナ国立バレエ(旧キエフ・バレエ)は多くの困難を乗り越えて活動を続け、来る2025年7月から8月にかけての日本公演が決定しました。今回は「スペシャル・セレクション2025」と「親子で楽しむ夏休みバレエまつり」という2つのプログラムを予定しています。芸術監督の寺田宜弘さんの語る希望のメッセージと共に、この公演の魅力に迫ります。
戦火の中でのリーダーシップ
今回の公演を率いる寺田宜弘芸術監督は、11歳でバレエを学ぶためにキーウに渡り、すぐにその才能を磨き名門バレエ団に所属。2022年12月にウクライナ国立バレエの芸術監督に任命され、戦争下の中でも団員たちの希望の光となることを誓いました。彼のリーダーシップのもと、バレエ団は2022年の夏には日本公演を実現させ、数多くの感動を生み出しました。観客たちと共に、芸術がもたらす力を実感したのです。
2022年夏、日本での奇跡の公演
寺田監督とダンサーたちの願いは、日本の観客に向けて「ウクライナの芸術は生きている」というメッセージを届けること。その想いを受けて、2022年7月から8月にかけて行われた日本公演は、全20公演を成功に収めました。寄せられた義援金を用いて新たな振付演出に挑戦した「ジゼル」が、2024年に東京で世界初演される予定で、期待が寄せられています。
日本公演の見どころ
2025年の公演では、名作バレエの魅力を凝縮した構成となっており、バレエ初心者から愛好者まで楽しめる内容です。「スペシャル・セレクション2025」では、優雅さが際立つ「ラ・バヤデール」や「瀕死の白鳥」、さらには幻想的な舞台装置での上演が予定されています。さらに「親子で楽しむ夏休みバレエまつり」では、アットホームな雰囲気の中、子供たちにも楽しんでいただけるように工夫されたプログラムが用意されています。
芸術監督からのメッセージ
「ウクライナの現状は非常に厳しいですが、私たちの公演が少しでも希望や感動を届けられればと思っています。特に子供たちにとって、今回の公演が楽しい思い出となるように準備を進めています」と、寺田芸術監督は語ります。彼は、公演を通じて、戦争の影響を受けているウクライナの文化と芸術を守り、発展させるという強い意志を持っています。
まとめ
ウクライナ国立バレエの日本公演は、戦火を越えた芸術の力を示す大きな機会です。ご家族で楽しめるプログラムがたくさん用意されていますので、ぜひこの感動の夏公演を楽しみにしてください。ウクライナの魂が込められたバレエ団の公演を、実際に体験してみることで、共に分かち合える感動を見つけることができるでしょう。