クリエイターとの共創が魔法を生む
2025年6月2日、渋谷ヒカリエにおいて開催された「YouTube Works Awards Japan 2025」にて、人気クリエイター「Kevin's English Room」のメンバー、かけ氏が部門代表審査員として登壇しました。このイベントは、YouTube広告における創造的な役割を評価するもので、特にビジネスの成長に寄与した作品を表彰することを目的としています。
カテゴリー代表審査員としての役割
かけ氏は、〈YouTube Creator Collaboration部門〉の代表として、数多くのエントリーの中から優れた作品を見極める重要な役割を担いました。その中で特筆すべきは、部門賞を受賞した「シャウエッセン ショート動画プロモーション」(日本ハム株式会社)に対し、彼が持つマーケティングのプロフェッショナリズムを持ち込み、審査を行った点です。
「このプロモーションは、ただの広告ではなく、クリエイターとブランドが協力し、視聴者への訴求を巧みに行った例です。実際、審査中に“すごく食べたくなった”と声が上がり、私自身も帰りに購入しました」とかけ氏は振り返ります。クリエイターそれぞれのトーンやマナーを考慮しつつも、シャウエッセンとのコラボレーションにより実現した斬新な提案を評価しました。
パネルセッションでの洞察
イベントでは、かけ氏がパネルセッション「クリエイター共創で築く YouTube ファンダムとビジネスインパクト」にも参加。このセッションでは、ファンダムの形成やクリエイターコラボレーションがもたらすビジネスインパクトについて、自身の経験を交えながら語りました。
「ファンダムを築くには、信頼関係を持つことが不可欠です。視聴者が『この人の言っていることは信用できる』と思うことで、コンテンツの価値が高まります」と言い切るかけ氏。彼にとって、業界で成功するためには視聴者との信頼を築くことが基盤であると認識されています。
また、クリエイターとのコラボレーションを最大限に活かすためには、単なるトーンマナーの整合性だけでなく、企業とクリエイターが“共に企む”瞬間が重要であると強調しました。双方の視点や価値観を尊重することで、新たな価値を生み出し、視聴者にとっても企業にとってもメリットのある取り組みが生まれると述べています。
CARTA MARKETING FIRMとは
CARTA MARKETING FIRMは、マーケティングに特化した事業を展開する企業で、オンラインの世界で新たなクリエイティブ体験を提供することを目指しています。レーベル「MeKURU」には、SNSで450万人以上のフォロワーを持つ「Kevin's English Room」が所属しており、最新のテクノロジーを駆使して、エンターテインメント業界の進化に貢献しています。
まとめ
こうしたクリエイターとのコラボレーションやファンダムの構築は、YouTube広告の新しい潮流を形作り、今後のビジネス戦略においても大きな影響を与えることでしょう。かけ氏の発言は、クリエイターが単にエンターテインメントを提供するだけではなく、企業のブランドを強化し、観客との絆を深める役割を果たすことを強調しています。今後もこうしたカラクリが続くことで、より豊かな内容のコンテンツが生まれることが期待されます。