令和の高校生に聞く!木村拓哉ドラマの視聴状況
令和元年を迎えた日本。新たな時代が始まり、若者たちの視聴傾向にも変化が見られますが、その中でも依然として人気を誇るのが"キムタク"こと木村拓哉さんのドラマです。今年の10月13日には、53歳の誕生日を迎えた木村さん。自身の歌手活動や数々の名作ドラマで、幅広い世代に影響を与え続けています。最近、マーケティング情報サイト「ワカモノリサーチ」が実施した調査によれば、なんと全国の現役高校生の64.3%が木村拓哉さんの連続ドラマを視聴しているという結果が出ました。
現役高校生の視聴理由
この調査の結果、62.3%の高校生が木村拓哉さんを愛する理由について聞くと、「とにかくキムタクがかっこいい」、「昔のキムタクはかっこいいから」といった声が寄せられました。また、ドラマの内容もしっかり魅力を持っていて、「かっこよくて内容も面白い」や、「テレビで見た昔のドラマの特集を通じて興味をそそられた」といった意見もありました。親の影響や再放送を通じて、視聴を始めた高校生も多く見受けられました。
ただし、やはり35.7%の学生は「キムタクのドラマを見ない」と答えています。その理由の中には、「ドラマに興味が無い」とか「テレビ自体あまり見ない」といった声が目立ちました。この結果から、キムタク自体が苦手なわけではなく、全体的な「テレビ離れ」の影響が大きいことがわかりました。
高校生が選ぶ好きなキムタクドラマランキング
この調査では、「木村拓哉さんの連続ドラマで好きな作品は?」という質問に答えた高校生たちの声も集められました。
1位: グランメゾン東京
結果は、「グランメゾン東京」が堂々の第1位に選ばれました。このドラマはTBS系「日曜劇場」で2019年に放送され、日本人シェフ役の木村さんがミシュラン三つ星のレストランで奮闘する姿が描かれています。現役高校生の51.5%がこの作品を選び、「料理している姿がカッコいい」、「ワクワクする展開が良い」といった理由で支持を得ています。さらには、2024年には映画版も公開予定ということで、注目度も高まっています。
2位: HERO
次に人気なのが、2001年から放送された「HERO」(14.4%)です。このドラマでは、木村さんが検察官として登場し、平均視聴率34.2%を記録。多くの家庭で親子で楽しんだ記憶がある作品で、「お父さんや親が見ていたから」と、親の影響が色濃く出た結果となっています。放送当時、キムタクが着用していたダウンジャケットは飛ぶように売れ、社会現象を引き起こしました。
3位: BG・身辺警護人
3位には、「BG・身辺警護人」(5.0%)が選ばれました。木村さんがボディーガードを演じるこの作品は、印象的なストーリーとキャラクターにより人気が高まり、新型コロナウイルスによる「STAY HOME」の影響も受け、多くの若者が初めて彼のドラマに触れた時間でした。
4位以降の名作たち
続いて、第4位は「ロングバケーション」、第5位は「GOOD LUCK!!」、第6位には「ラブジェネレーション」、第7位は「ビューティフルライフ」がランクイン。特に「ロングバケーション」では、キムタクの恋愛ドラマにハマったという高校生の声が多く見られました。週明けのOL消滅現象や、ピアノに影響を受けた男子たちの急増など、社会現象を引き起こした名作です。学校の放課後や友達との会話の中で、キムタクの魅力が色落ちることはなさそうです。
調査詳細
この調査結果の詳細は「ワカモノリサーチ」のウェブサイトにて確認可能です。また、若者向けのマーケティングや調査を行っている企業として、多様な依頼を受け付けているため、興味がある企業様はぜひ問い合わせをしてみてください。
木村拓哉さんの魅力と、令和の若者たちの視聴習慣が交わることで生まれたこの不思議な現象。これからも彼のドラマは、多くの人々に愛され続けることでしょう。