キモノプロジェクトの魅力
2025-06-26 08:12:26

着物を通じて日本文化を未来へつなぐイベント『キモノプロジェクト』の魅力

着物で彩る日本文化の未来 -『キモノプロジェクト』



2025年、大阪・関西万博の開催に伴い、日本の伝統文化を多世代・多国にわたって引き継ぎ、共創するイベントである『キモノプロジェクト』が実施されました。このプロジェクトは、着物を共通の衣装として、日本の文化や価値観を人々に伝えることを目的としています。

会場の賑わい


2025年6月3日、万博内の「シャインハット」と「ギャラリーEAST」で行われたこのイベントには、792名の着物姿の参加者と着物関連の関係者を含め、総勢1,000名以上が集まりました。参加者たちは、日本文化の魅力を感じ、未来への希望に満ちた時間を共に過ごしました。

人生の節目を祝うステージ


「人生に寄り添う着物ステージ」と題したレセプションでは、七五三、成人式、結婚式にまつわる着物が披露されました。そこで見ることができたのは、日本の美しい文化がもたらす人生観の表現でした。さらに、来場者が参加できる「きもので高砂を謡おう」といった共創企画も行われ、文化を次代につないでいく重要な機会となりました。

モデルたちは、各々の着物で特別な瞬間を映し出し、このイベントの華となりました。モデルたちの衣装を手掛けたのは、小笠原流や松枝衣裳店、タカミブライダルなどの著名な衣装協力先です。

着付けの美しさ


ギャラリーEAST特設ステージでは、様々な伝統的な着物の着付けショーも公開されました。約120名の来場者がその行程を見守り、留袖や振袖、花嫁掛下、十二単など、日本の伝統衣装の美しさに心を奪われたことでしょう。

フォトブースでの文化発信


また、「きもので万博参加コンテスト」期間中には、着物姿で自由に撮影できるフォトブース「フォトフロップス」が特設され、SNS上で日本の文化を発信する手段ともなりました。参加者は、着物姿で特別な瞬間を捉えることができ、多くの人々に日本文化の魅力を届ける機会を得ました。

様々な組織が支える


『キモノプロジェクト』の背景には、一般社団法人国際婚礼文化協会や一般社団法人HAPPY WOMAN、日本きもの連盟など、多くの団体が結集しています。彼らの協力によって、イベントはより充実した内容となり、参加者の感動を生むことに成功しました。

未来への展望


『キモノプロジェクト』はその活動を『凛プロジェクト(RIN PROJECT)』へと進化させました。この新プロジェクトでは、着物を起点に、日本の精神や文化を世界に広げるプログラムを展開します。今後も、日本文化を体感し、未来へとつなげていく活動が続くことでしょう。

日本の美しさと情熱を感じることができる『キモノプロジェクト』。多世代にわたる人々が集い、文化を共有することで、次世代への架け橋を築いていく姿勢に、着物の持つ力を再確認できるイベントでした。これからも、さらに多くの人々が、『キモノプロジェクト』を通じて日本文化を学び楽しむことが期待されます。


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