ソーラーカーレース初出場
2025-07-15 11:10:20

大阪工業大学が世界最高峰のソーラーカーレースに初挑戦!

大阪工業大学、初のソーラーカーレースへの挑戦



大阪工業大学の学生たちが、世界的に権威のあるソーラーカーレース「ブリヂストン・ワールドソーラーチャレンジ(BWSC)」に初めて出場します。このプロジェクトは、工学の深い理解をもとに、学生自身がデザインから製造までのすべてを手がけた成果を披露する場となります。

ソーラーカープロジェクトの概要



ソーラーカープロジェクトは2006年にスタートし、現在では学部生と大学院生を合わせて64人が参加しています。各チームは、機械設計、電装、車体、設計、管理など多岐にわたる分野に分かれて、日夜取り組んでいます。彼らは、コンピューターシミュレーションを駆使して車体の最適化を行い、理論に基づいた形でのものづくりに挑戦しています。これにより、レースにおける車両の性能向上を図っています。

出場車両について



出場する車両は「シウィラ(scewera)」と名付けられ、全長5797mm、全幅1450mm、全高1040mm、そして重量155kgというスリムな設計です。特に「モノハル(単胴船)型」を取り入れ、空力性能や軽量化を重視した車体が特徴です。太陽光からのエネルギーをたっぷり吸収し、1459ワットという出力を実現しています。最高時速は驚きの120km/hで、長距離を走行可能です。

レースの概要



BWSCは1987年に始まり、2年ごとに開催されるソーラーカーレースです。今年の大会は、北部ダーウィンから南部アデレードまでの約3000キロを、5日間かけて走破するという壮大なものです。今年は18カ国、地域から37チームがエントリーし、大阪工業大学もその一員として名を連ねています。出場は8月24日で、参加者たちは自らの技術力を試すチャンスを掴み取ります。

壮行会の実施



出場に向けて、7月23日には壮行会が開催されます。学内の大宮キャンパスのエントランスホールで行われ、選手たちの決意表明や大会の概要説明が行われる予定です。これを通じて、プロジェクトチームの士気も高まり、出場へ向けた準備が整います。プロジェクトの特設サイトでは、より詳細な情報製品やチームメンバーの紹介を行っています。

終わりに



今回、大阪工業大学がBWSCに初出場することは、学生たちにとって非常に特別な意味を持つ出来事です。彼らがこの挑戦を通じて、技術的な自信を持ち、自分たちの限界を超えていくことを期待しています。自らの手で作り上げた車両で、どうか素晴らしい結果を残してもらいたいものです。


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