映画祭にて快挙!『ボトルジョージ』が受賞
コマ撮り短編映画『ボトルジョージ』は、株式会社CHIMNEY TOWNが製作し、キングコングの西野亮廣が製作総指揮を担当した作品です。この短編映画が、最近のフォトフィルム国際短編映画祭で最優秀作品賞と国際最優秀ストップモーション賞の二冠を獲得し、さらにオーフス映画祭で最優秀短編アニメーション賞を受賞するという快挙を達成しました。これにより、本作は国内外で高い評価を受けています。
映画祭の概要
フォトフィルム国際短編映画祭は、映画文化を広めるためのプラットフォームとして、短編映画やミュージックビデオ、ウェブシリーズなど、多様な映像作品を集めている映画祭です。2025年5月にトルコのイスタンブールで開催されたこの映画祭では、数多くの作品が脚光を浴び、ますます国際的な注目を集めています。
オーフス映画祭は、インディペンデントな作品を特集する国際映画祭として、その開催以来、多くの実力派監督にスポットライトを当ててきました。ここでの受賞は、制作陣だけでなく、視聴者にとっても誇らしい瞬間となるでしょう。
『ボトルジョージ』の特徴
本作は、特に水の描写や瓶の中で毛虫のような生き物が動く様子をストップモーションで表現し、技術的に挑戦的な要素が盛り込まれています。西野亮廣は、自身のコメントで「短編映画における収益化の難しさ」に触れながらも、独自の視点から逆境を楽しむ勇気を持ってこの作品に取り組んできたことを語っています。
上映情報
現在、東京ボトルジョージシアターにて『ボトルジョージ』が毎日上映されています。この専用劇場では、実際に撮影に使われたセットの小物をガチャガチャで販売しており、ファンにはたまらない体験が待っています。
- - 上映日: 毎日
- - 定員: 15名限定
- - 開始時間: 開場18時20分/上映開始18時40分 (本編13分)
詳細やチケット購入は
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作品のあらすじ
『ボトルジョージ』では、酒の瓶に閉じ込められた奇妙な生き物「ジョージ」が、小さな少女と猫に出会う物語が描かれています。依存症や家族のテーマに触れた深いメッセージを持つこの13分の短編アニメは、多くの共感を呼ぶことでしょう。
スタッフ紹介
この作品の監督は、アニメ界でアカデミー賞とも称されるアニー賞を受賞した堤大介氏が務めており、脚本は彼自身と西野亮廣の共同制作です。また、プロデューサーの松本紀子氏は、ストップモーションアニメの制作に数多くの実績があります。
最後に
『ボトルジョージ』はまだ旅の途中です。この作品が伝えるメッセージとストップモーションの魅力を、これからも多くの人々に届けていくことが期待されています。今後の展開にも注目しましょう。