村上春樹の名作舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』開幕！森田望智が出演決定

村上春樹の世界が舞台に！

2026年1月、東京芸術劇場で舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』が開幕します。この作品は、著名な作家・村上春樹が36歳の時に発表した長編小説を原作としており、国内外で広く愛されています。演出はフィリップ・ドゥクフレ、主演は名優藤原竜也が務めます。さらに、藤原の相手役として、若手女優森田望智が新たに加わり、その実力と存在感に注目が集まっています。

舞台の魅力とは？

本舞台は、異なる二つの世界が交差する壮大な物語。ひとつは「世界の終り」、もうひとつは「ハードボイルド・ワンダーランド」と呼ばれる二面性を持つ物語です。四十年を経てもなお、古びることのない物語の魅力を引き出すため、ダンスやサーカス、映像を駆使した壮大な演出が期待されています。

森田望智は、Netflix映画『シティハンター』やNHK連続テレビ小説『虎に翼』などに出演し、その演技力で多くのファンを魅了してきました。今回は初めてストレートプレイに挑戦する機会に恵まれ、藤原竜也との共演で新たな一面を見せることでしょう。演出家のフィリップ・ドゥクフレも、彼女の身体能力と表現力を高く評価しており、どのようにその魅力を引き出すのか、舞台の安定性と革新性の両面に期待が寄せられています。

物語のあらすじ

「世界の終り」に描かれたのは、高い壁で囲まれた街に住む一人の少年の物語です。彼は影を切り離され、心を失う運命に導かれつつ、自身の存在を探求していきます。周囲の人々は一見平穏に生活しているものの、彼には様々な疑問が浮かび上がります。美しい少女との出会いや、影との交流を通じて、真実に迫っていきます。

一方、「ハードボイルド・ワンダーランド」では、計算士と呼ばれる主人公が登場します。彼は様々な暗号技術を扱い、博士に呼び出されて地下の秘密研究所に向かいます。そこで巻き起こる数々の出来事は、彼の運命を大きく揺るがします。

応募方法と公演情報

舞台『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』は、2026年1月から東京芸術劇場プレイハウスでの初演予定です。後に宮城、愛知、兵庫、福岡でもツアー公演が実施される予定です。詳細な公演スケジュールやチケット情報は、後日公式ホームページおよびSNSにて発表される予定なので、ぜひともチェックしてほしいところです。

森田望智は「村上春樹さんが紡ぐ二つの世界に夢中になりました。この素晴らしい舞台で、藤原竜也さんと演じられることへの喜びで胸がいっぱいです」と語っています。その言葉からも、彼女の情熱と期待が伝わってきます。観客の心をつかむこと間違いなし、村上春樹の世界が目の前に広がる舞台に、乞うご期待です！