新しいキャリアの扉を開く連携が実現
日本のアスリートが次のキャリアを見据える時、これまでの経験をどのように活かすかが非常に重要です。株式会社A.B.United(以下、A.B.U)とキャリアデザインプロジェクト(以下、CDP)の連携は、アスリートのより良い未来をサポートする一手として注目を集めています。2020年に設立されたA.B.Uは、日本初のアスリート向けビジネス教育機関として約500名以上に対しキャリアデザインやビジネススキルを教えてきました。そしてCDPは競技引退後、または現役時代からアスリートが自らのキャリアを設計するための支援を行ってきた信頼のプラットフォームです。
これまで両者は個々に活動してきましたが、2023年のこの連携によって、アスリートたちのキャリア形成が一層加速されることが期待されています。
主な取り組みの内容
この連携によって、以下のような具体的な取り組みが実施される見込みです。まず、教育体制の充実を図るために、A.B.Uの講師陣とCDPのアドバイザーが協力し合います。両者の専門知識を生かしたプログラムを通じて、アスリート自身が未来を設計する力を養います。A.B.Uの講師はCDPのアスリートにビジネススキルを指導し、CDPのアドバイザーはA.B.Uの受講生に特別講義を提供することで、様々な視点からキャリア形成に必要な知見を深めることができるのです。
次に、求職希望のアスリートに対する雇用機会の拡大も大きなポイントです。A.B.UとCDPに登録することで、アスリートは提携する企業に対して広範に情報を発信でき、就職先の選択肢が飛躍的に増加します。この新たなマッチングシステムにより、アスリートたちは自身の特性や希望に合った職場環境を選択することが容易になります。
さらに、連携フローが整備されることで、マッチングの精度が向上し、アスリートと企業との架け橋がスムーズに築かれます。求職希望のアスリート情報は、A.B.Uから提携企業に紹介され、マッチしない場合はCDP事務局を経由して広がっていきます。これにより、選考の過程も透明化され、双方にとって安心感のあるサポート体制が実現します。採用成立時の成果報酬制により、両団体は公平な関係性を維持しながら、連携を深めていく特色も見逃せません。
各団体のプロフィール
アスリート専門のキャリア教育機関として、ビジネススキルの講義を35科目以上展開し、現役や引退後のアスリートの成長をサポートしています。会員企業とのマッチングによって、多くのアスリートの新たなキャリアを生み出しています。
アスリートが競技と仕事を両立させる「デュアルキャリア」、引退後の「セカンドキャリア」、そして転職を目指す「ネクストキャリア」まで、多面的な支援を行う団体として、数多くのアスリートにキャリア形成の機会を提供しています。
お問い合わせ先
関心を持たれた方は、以下のリンクからそれぞれの団体に直接お問い合わせください。
アスリートたちの未来を共に支える新たな挑戦に、期待が高まります。