AIで生字幕を簡単に
2025-11-05 11:19:31

テレビ朝日クリエイトが推進するAI技術で生字幕制作が進化!

テレビ朝日クリエイトが誇るAI字幕制作システム『J-TAC Pro』の革新



2025年11月、幕張メッセで開催されるメディア業界の一大イベント「Inter BEE 2025」において、株式会社テレビ朝日クリエイトが開発したAI生字幕制作システム『J-TAC Pro』が出展されます。『J-TAC Pro』は、字幕制作のプロによる高精度な音声認識を活用し、リアルタイムで効率的に生字幕テキストを生成することを可能にする画期的なシステムです。

AI技術による生字幕制作の効率化


『J-TAC Pro』の最大の特長は、AIによる高精度な音声認識機能です。このシステムは、放送中の音声をリアルタイムでテキスト化し、その際の改行などを自動化します。これにより、ユーザーは誤認識されていた箇所を修正するだけで、ほぼ自動的に生字幕テキストが完成するという素晴らしい効率性を実現しています。

使用イメージ


具体的な使用方法としては、まず放送音声を認識端末に入力します。その後、音声データはクラウド型音声認識エンジンによって処理され、作成されたテキストが再び認識端末に戻されます。最終的には、ユーザーが誤認識の修正を行った後、そのテキストが他社製品の字幕システムへと送信され、放送番組に字幕が付与される仕組みです。この流れによって、従来の手法に比べて圧倒的にスムーズな字幕制作が可能になります。

新機能のご紹介


今回の『J-TAC Pro』の出展では、特に注目すべき新機能がいくつかクリエイトされました。

1. 原稿テイク機能の効率化
新たに報道支援システム「Japrs」との連携を実現しました。ニュース原稿データを自動で読み込むことで、生字幕付与の準備がさらに効率化されます。

2. オンプレミス対応音声認識エンジン
クラウド型とオンプレミス型の音声認識エンジンの選択肢が加わりました。これにより、ユーザーのニーズに応じて最適な環境構築が可能になりました。

3. 動画SNSやイベントへの対応
ライブ配信機能との連携が可能となり、視聴者への正確な字幕の提供が実現しました。

Inter BEE 2025での展示概要


テレビ朝日クリエイトのブースでは、『J-TAC Pro』と共に、日本製クラウド型テロップシステム「mashup」を紹介します。放送品質を向上させるためのテロッパー機能のアップデートやリアルタイムテロップ作成ツール「LiveUI」を利用したデモンストレーションも行います。また、これらのシステムを連携させることで、言葉を即座に映像合成できるデモも展示予定です。

出展ブース


  • - 場所: 幕張メッセホール5小間番号5510

メディア総合イベント「Inter BEE」とは


Inter BEEは、日本随一の音・映像・通信プロフェッショナルが集結し、最新のイノベーションを提案する国内最大のメディア総合イベントです。メディア&エンターテインメント産業に関する商談や情報交換の場として、多くの参加者を呼び込んでいます。

開催概要


  • - 会期: 2025年11月19日(水)~21日(金)
  • - 入場: 無料(事前登録制)

会社概要


株式会社テレビ朝日クリエイトは、1991年に設立され、テレビ番組の美術プロデュースやCG制作、字幕制作の業務を通じて、メディア業界に貢献しています。さらなる技術革新を目指し、今後も精力的に活動を続けていくでしょう。


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