コレサワ《コレシアター05》
2024-12-25 15:31:26

コレサワの圧巻パフォーマンス!《コレシアター05》の全貌をレポート

コレサワの圧巻パフォーマンス!《コレシアター05》の全貌をレポート



シンガーソングライターのコレサワが《コレサワ ワンマンショー 2024 コレシアター05》を東京、愛知、大阪、北海道で開催しました。2024年12月19日は東京・昭和女子大学人見記念講堂で追加公演が行われ、ますます盛り上がりを見せています。この《コレシアター》は、2014年から不定期で開催されており、今ライブは約6年ぶりのもので、映画のような映像演出が最大の特徴です。本公演は、250人規模のライブハウスで始まった約10年前の第1弾以来、コレサワの成長を象徴するような壮大さとパフォーマンスで観客を魅了しました。

今回のステージは、コレサワのキャラクター“れ子ちゃん”の秘密を探る物語が繰り広げられます。開演前には映画さながらの注意事項が流れ、アートワークはウチボリシンペの描き下ろしのアニメーションが流れます。れ子ちゃんは、身体にぽっかり穴が空いており、周囲から「変なの」と心ない言葉を投げかけられ、傷ついた彼女はその穴を埋める方法を探しに旅を始めます。「君も一緒に来る?」というナレーションが響き、最初の曲「シュシュ」が始まります。コレサワはうさぎのぬいぐるみを背負い、ドラムのリズムに合わせて踊ります。この映像と歌詞がリンクし、観客の心に高揚感と切なさを漂わせました。

れ子ちゃんの旅の最初の出会いは“らぶ”です。「あたしが死んでも」など、愛についての楽曲が次々と披露されます。「みんな、こんばんはー!今日は、私についてくる準備できてる?一緒に旅をしましょう!」というコレサワの呼びかけで、ライブ定番曲「あたしを彼女にしたいなら」へと続きます。ひぐちけいのギタープレイが会場の熱気を引き上げ、コレサワが観客と共に一体感を深めていきます。

特に印象的だったのは、SNSで人気の「元彼女のみなさまへ」の演奏時、スクリーンにカラオケ風の歌詞が映し出され、観客全体が大合唱の渦に包まれた瞬間です。「実は今日、彼氏を連れてきたんだけど、紹介してもいい?」というコレサワの一言で、犬くんが登場。コレサワが彼を見つめ、「あたし、あなたに言いたいことがあるの」と切り出し「浮気したらあかんで」を歌います。観客は彼らの仲の良さに微笑みつつも、嫉妬の感情が高まり、物語は混沌としながらも進展します。タクシーの演出もあり、コレサワがタクシーに乗り込み、ステージを去る場面が、観客の心に残りました。

彼女の心の葛藤と成長を、映像と音楽を通じて深く表現した本公演。特に印象的だったのは、コレサワのアコースティックギターの弾き語りで「笑えよ乙女」を歌うシーン。言葉にできない感情が観客と共有され、暖かい空気に包まれました。彼女の言葉やナレーションには、傷ついた心の叫びが反映されており、リアルな感情の流れに感動を覚えました。

パフォーマンスの終盤では、コレサワが「私の穴、塞がらないけれどそれでいい」と歌い、れ子ちゃんの心境を語ります。観客もその声に耳を傾け、彼女と共感しながら泣いたり笑ったりしました。最後の曲「♡人生♡」では、観客をまき込んだ大盛況の中で絶え間ない拍手が湧き上がります。屏風のように舞うテープと共に、コレサワは観客の元に降り、幸福感で会場が満たされました。

ステージの幕が下りる際、コレサワが「いつもみんなのおかげで元気をもらっています。これからも新しい曲を書いていきますので楽しみにしていてください」と語り、感極まった様子で観客に感謝を述べました。その姿は、これからの活動への期待を膨らませるものでした。

この公演はただのエンターテインメントではなく、コレサワ自身の人生観やファンとの絆が築かれた場だったと感じます。コレサワの音楽は、聴く人に強いメッセージを伝え、共感を生む力を持っていることを再認識しました。《コレシアター05》は、彼女のこれからの活動にますます期待が高まる素晴らしい夜となりました。


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