福岡県福津市で初開催されるフレスコボール大会の詳細

福岡県福津市で初のフレスコボール大会開催

2025年6月21日（土）と22日（日）、福岡県福津市の福間海岸にて『フレスコボールフクマカップ2025』が初めて開催されることが発表されました。この大会は、一般社団法人日本フレスコボール協会（JFBA）による公式戦であり、2025年度の日本代表選手を決める重要な国内ツアー『FRESCOBALL JAPAN TOUR 2025』の一環として位置づけられています。福津市・福間海岸が初めての公式戦会場となることに、地域の人々も期待を寄せています。

美しいロケーションでの開催

福間海岸は、西日本でも有数のウィンドサーフィンの名所として知られています。2キロ続く白い砂浜に、青い松林が美しいコントラストを生み出しています。さらに、夕日が海に沈む様子は正に絶景で、濡れた砂浜や潮溜まりが空を映し出す「かがみの海」としても有名です。大会は、この自然豊かなビーチで楽しむことができる貴重な機会です。

九州地方でのフレスコボールの普及

JFBAが九州地方で公式戦を開催するのは初めてのことであり、福岡県では地域クラブ『フレスコボール福岡（代表濱司慎一）』が主に奈多海岸で活動しています。また、SNSでは九州各地で楽しむフレスコボールの様子が多く投稿されており、その普及のポテンシャルに注目が集まっています。

JFBAは「フレスコボールの公式戦開催を通じた地域貢献」を理念に掲げ、新たな地で公式戦を模索していく方針です。大会当日は体験ブースも設置されており、観戦や体験に参加することができます。いずれも無料で楽しめるため、ぜひ「九州の湘南」とも称される福間海岸に足を運んでみてください。

フレスコボールとは

フレスコボールは、ブラジルのリオデジャネイロ発祥のビーチスポーツです。1945年にコパカバーナビーチで考案され、現在では世界中のビーチで楽しまれています。その最大の特徴は、2人が競い合うのではなく、協力してラリーを続けるという点です。競技は5分間で行われ、7mの距離を保ちながら試合が進められます。このように、支え合うことを重視する姿勢から「思いやりのスポーツ」とも称されています。

日本国内でも、2013年のJFBA設立以降、27の公認地域クラブと5つの公認学生団体が設立され、フレスコボールを通じた地域コミュニティが形成されています。JFBAは、2025年中に日本全国に地域クラブを設立することを目指し、さらなる活動を展開中です。

このように、フレスコボールは地元コミュニティをつなぐ重要な役割を果たしており、今後も多くの人々にその魅力が広がることを期待しています。福間海岸での開催が、フレスコボールのさらなる普及に繋がることは間違いないでしょう。