BABYMETALのメタバースプロジェクトがスタート
日本のメタルダンスユニットBABYMETALが、結成15周年を記念して音楽の新たな体験を提案するプロジェクトを発表しました。これにより、ファンは「聴く」だけでなく、「遊ぶ」ことで彼女たちの楽曲を楽しむことができる新しいエンターテインメントが広がります。
メタバースとは
ここ数年で急速に定着したメタバースは、仮想空間でのソーシャル体験を提供します。その中でも、VRChatとRobloxは特に人気のあるプラットフォームです。VRChatでは様々なアバターを使って交流ができ、Robloxはゲーム感覚で楽しむことができる「ゲーム版YouTube」としての地位を確立しています。この2つのプラットフォームにBABYMETALが公式にコンテンツを展開するのは、国内アーティストとして初めての試みです。
プロジェクトの内容
プロジェクトは、2025年7月1日(火)にVRChatでオープンする「Avatar Dance Stage」と、7月11日(金)にRoblox上でスタートするマルチプレイ型ホラーゲーム「BABYMETAL MONSTERS」の2つがメインコンテンツとなります。これらのコンテンツを通じて、ファンはBABYMETALの人気楽曲である「ギミチョコ!!」や「メギツネ」を実際にアバターで踊ったり、「ヘドバンギャー!!」をテーマにしたゲームをプレイすることで、アーティストとの新しい接点を持つことができます。特に、「Avatar Dance Stage」では、BABYMETALならではの特徴的で難易度の高い振り付けを、ユーザー自身が体験できるのです。この没入感は、まるでメンバーになったかのような感覚を提供します。
BABYMETALメンバーのコメント
プロジェクトに関して、BABYMETALのメンバーも興奮を隠せない様子です。「BABYMETALの楽曲がRobloxやVRChatのコンテンツとしてみなさんに届けられると思うと、すごくワクワクしています!この機会に少しでもBABYMETALの世界を楽しんでもらえたら嬉しいです。ぜひたくさんプレイしてください!」とコメントしています。
さらなる展開
今回のプロジェクトは、音楽の楽しみ方を改めて考えさせるものになりそうです。「見る」「聴く」という従来の楽しみ方から「遊ぶ」「共に過ごす」体験へと進化した音楽は、今後のメタバース活用の先行事例としても期待されています。加えて、Kultureでは他のコンテンツホルダーやスタートアップ企業と共に新なエンタメプロジェクトを実施予定とのこと。これからの展開にも目が離せません。
まとめ
BABYMETALの音楽がメタバースに進出することで、ファンとの距離がさらに近くなります。新たなエンターテインメント体験を通じて、全く新しい音楽の楽しみ方を提案するこのプロジェクトは、今後の音楽シーンに大きな影響を与えることでしょう。詳しい情報は、公式Xアカウントやプロジェクトのウェブサイトをチェックしてみてください。