ヒュンメルが贈る手話シャツで新たな支援の流れを
デンマークの有名スポーツブランド、ヒュンメルが発表した手話シャツは、ハンドボール男子日本代表と聴覚障がい者支援の活動をつなぐ重要なアイテムです。8月20日に行われたパリ・サン=ジェルマンでのハンドボール戦で選手たちがこのシャツを着用し、試合の前にウォーミングアップを行いました。このシャツの予約はヒュンメルの公式オンラインストアで8月31日まで受け付けています。
スポーツを通して変化をもたらす
ヒュンメルのビジョンである「Change the World Through Sport」(スポーツを通して世界を変える)を反映し、ここ数年にわたり人権やジェンダー、平和をテーマとした支援活動を展開してきました。2023年から2024年にかけて展開される視覚障がい者支援のチャリティーシャツに続き、今回新たに聴覚障がい者への支援を意図したシャツが発表されました。
今回の手話シャツは、デフスポーツに参加する聴覚障がい者が用いる視覚的な情報補完の仕組みを基にデザインされています。他のスポーツでも見られるように、陸上競技やサッカー、ラグビーなどでは審判が旗を使用して音に頼れない選手に合図を送ります。このシャツのデザインには、そんな旗の要素が組み込まれ、『心の旗を振ろう』というテーマの下、揺らめく旗が心の解放を象徴するように工夫されています。
デフハンドボールチームの声を反映
デザインの考案には、デフハンドボール男子日本代表のメンバーやスタッフの意見が反映されています。胸部には「JAPAN」の文字を指文字とアルファベットで併記し、背面には愛称である「彗星JAPAN」を手話で表現。底部にはヒュンメルのタグライン「LET’S PLAY」を日本語化した「やってみよう」の手話が施されています。
祝福とサポートのオークション
手話シャツは、ヒュンメル公式オンラインストアだけで8月14日から31日まで予約可能で、商品は10月の下旬に発送される予定です。また、8月20日の試合後には、選手着用シャツをオークションに出品し、売上の一部がデフハンドボール男子日本代表のサポートに充てられます。この活動を通じて、ヒュンメルは障がい者支援とスポーツの普及に寄与し、社会における意識を高める努力を続けているのです。
商品情報
- - 商品名: ハンドボール日本代表 半袖手話シャツ
- - 価格: ¥8,800(税込)
- - サイズ: S・M・L・O・XO・XO2・XO3・XO4(ユニセックス)
- - ネーム&背番号加工: 対応不可
詳細と予約は
こちらのリンクから。
ヒュンメルは100年以上の歴史を持つブランドで、現在もスポーツを通じて社会に変革をもたらし続けています。彼らの活動を知り、応援することは、私たち一人ひとりができる大切な「心の旗を振る」行動の一つではないでしょうか。