豊田スタジアムに常設された新しいeスポーツ施設
2025年4月26日、愛知県豊田市に位置する豊田スタジアムが新たに『Toyota stadium e-Sports Square』をオープンしました。この施設は、全国で2例目となるスポーツスタジアムへのeスポーツ設備の常設化を果たしたもので、多くの人々が集まり楽しめるよう設計されています。
eスポーツの新たな拠点
豊田スタジアムは、すでに2022年から愛知県・岐阜県で開催されているFIA世界ラリー選手権(WRC)の拠点の一つとしても知られています。このスタジアムでは、地域のコミュニティを巻き込みながら、eモータースポーツの体験会や競技大会なども行われており、今年も市民が一丸となってイベントを盛り上げています。
新たにオープンした『Toyota stadium e-Sports Square』では、運転コックピット(運転席シミュレーター)が4台設置されており、誰でも手軽に世界中のレースコースや異なる車種でのレース体験が可能です。この施設は、豊田スタジアムの南サイドスタンド地下1階に位置し、隣接するプール施設の利用と併せて身体能力や知識を向上させるための場所ともなっています。
詳細な施設情報
- - 名称: Toyota stadium e-Sports Square (豊田スタジアムeスポーツスクエア)
- - 場所: 豊田スタジアム地下1階スポーツプラザ内
- - 利用時間: eスポーツイベントの開催日のみ(詳細はスタジアムのホームページにて)
- - 利用料金: 無料
- - 設備:
- 運転コックピット(運転席シミュレーター)4台
- ラリーチェア、ハンドル、アクセル、ブレーキペダル
- 個別モニター、ヘッドセット(持ち込み可能)
公認アンバサダーの活躍
このeスポーツ施設の公認アンバサダーには、世界チャンピオンであるプロプレイヤーの川上奏さんが名を連ねています。彼は、これまでにもドライビングテクニックを向上させるための講習や個別レッスンを実施しており、今後もその活動を続けていく予定です。
川上奏さんのプロフィール
- GT World Series 2024 World Finals Manufacturers Cup年間世界チャンピオン
- FIA-GT選手権 2018 マニュファクチャラーシリーズ 世界チャンピオン
- 全国都道府県対抗eスポーツ選手権2023 KAGOSHIMA第3位
今後の展望
『Toyota stadium e-Sports Square』では、今後も月に2回から3回の体験イベントを開催する予定です。また、晩秋には毎年恒例の「豊スタカップ」コミュニティ大会の予選会を行うことも決定しています。さらに、小中学生からシニア層までが幅広くeスポーツを体験できるイベントを今後も展開していくことで、eスポーツとeモータースポーツの普及を目指しています。
これらのイベント情報は、豊田スタジアムの公式ホームページやSNS(公式X、LINEなど)を通して随時お知らせされるので、ぜひチェックしてみてください。
株式会社豊田スタジアムや一般社団法人ジャパンeスポーツアソシエーション(JeSA)は、地域におけるeスポーツの普及や人材育成を目的とした取り組みを行っており、今後とも地域活性化に向けた様々な活動を展開していく予定です。
お問い合わせ先
- - 一般社団法人ジャパンeスポーツアソシエーション(JeSA)
所在地:東京都中央区銀座1-22-11
代表理事:尾方説
e-mail: Toyota@JeSports.or.jp
『Toyota stadium e-Sports Square』で、新たなeスポーツの楽しさを体験してみませんか?