Brompton専用の軽量ブレーキ、CANE CREEK eeBRAKEが登場！

Brompton専用のブレーキ、CANE CREEK eeBRAKEとは？

Bromptonファン待望の新製品、CANE CREEKのeeBRAKE専用モデルが遂に発売されました。これまで、ブロンプトンの愛好者たちは、軽量で高い制動力を持つbrakeを求めて独自にカスタムしてきましたが、今回の登場により、そのニーズに応える形で市場に出ました。これにより、ユーザーはより一層ブロンプトンを自分好みにアレンジできるようになります。

eeBRAKEが選ばれる理由

現在、多くのスポーツバイクではリムブレーキからディスクブレーキにシフトしていますが、ブロンプトンのような折りたたみ自転車では、リムブレーキが依然として主流です。とはいえ、リムブレーキ用のキャリパーを生産しているメーカーは減少しており、ユーザーにとっては選択肢が限られる状況でした。そこで、軽量で制動力の高いリムブレーキキャリパーを生産し続けているケーンクリークの登場は、ブロンプトンライダーにとって非常に貴重なものでした。
多くのユーザーが「純正のブレーキでは物足りない」と感じており、この問題を解決するためにeeBRAKEが選ばれる理由が明確になります。

専用化のメリット

これまで、eeBRAKEを取り付けるためには専門的な知識とショップでのノウハウが必要でしたが、CANE CREEKが専用に開発したことで、互換性を考慮する煩わしさから解放されました。簡単に取り付けることができるため、手軽にブロンプトンのカスタムを楽しむことができます。

タイヤの選択肢も広がる

また、独自のアーチデザインにより、タイヤの選択肢も広がりました。これまでは、ショートブレーキのアーチを延長するカスタムが必要でしたが、これによりタイヤの干渉が問題となることがありました。しかし、専用化された新しいeeBRAKEでは、約1.5インチのタイヤまでスムーズに装着できるため、カスタムの幅が広がりました。

アーチのロング化とダウンプル化

新しいeeBRAKEは、従来のモデルよりもアーチが約10mm長くなっており、社外パーツを用いる必要がありません。そのままブロンプトンに装着できるので、非常に便利です。また、フロントブレーキにはダウンルート用の配線構造が導入されており、専用のケーブルを使用することで、よりスムーズな制動が実現されました。

詳細スペックと価格

- 重量: フロント105.4g、リア101.4g（パッド無）
- 対応リム幅: 19mm〜28mm
- 調整機構: センタリング調整やクイックリリース対応
- 素材: CNC加工アルミ、チタン、ステンレススチール
- 価格: 149,600円（税込、前後セット）

この新しいeeBRAKEは、フェンダーやキャリアの取り付けには非対応ですが、軽量で機能的な仕様を求めるライダーにとって非常に魅力的な選択肢となっています。

CANE CREEKとは

CANE CREEKは1991年に革新的なスレッドレスヘッドセット「AHEADSET」を開発したメーカーです。以来、ブレーキやMTBサスペンションなど、多岐にわたるコンポーネント製品の開発に取り組んでいます。2017年からはee cycle worksとの提携により、50gを切る超軽量ブレーキでも話題を呼び、ユーザーの期待に応える製品を次々と発表してきました。
詳しくは公式サイトをご覧ください。CANE CREEK 日本公式サイト

Brompton専用のeeBRAKEの登場により、これまで以上に多くの自転車ファンがブロンプトンを楽しめることでしょう！