未来を担う若者へ
2025-11-27 15:18:24

ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと三井住友カードが若者育成に貢献する金融教育ワークショップ

若者の未来を拓くイベント



2025年11月16日、ユニバーサル・スタジオ・ジャパン(以下、USJ)と三井住友カードが共催する第3回「金融教育&職業体験ワークショップ」が開催されました。このイベントは、これからの社会での金融リテラシーや職業選択に関する知識を養う機会として、特に中学生を対象に企画されたものです。約100名の児童養護施設の中学生がパークに招待され、充実したプログラムに参加しました。

社会貢献と教育の融合



このワークショップは、USJが大阪府と結んでいる包括連携協定に基づく社会貢献活動の一部として位置づけられています。初開催から続くこの取り組みは、子どもたちが社会で必要な金融知識や職業体験を楽しく学ぶことを目的としています。特に、金融教育については、23年からスタートし、24年には「クルーの職業体験」が新たに追加されました。これまでに参加した約200名の小学生に続き、今回は中学生を対象に据え、金融リテラシーの重要性を伝える内容が組まれました。

ワークショップ内容



イベントは、3つの部に分かれて実施されました。

  • - 第1部では、三井住友カードによる金融教育ワークショップが行われ、エンターテイナーの参加もあり、楽しみながらお金についての知識を深めました。具体的には、実生活で役立つお金の価値や管理方法について学びました。

  • - 第2部では、様々な職業を体験する「職業体験プログラム」が展開され、参加者は昨年よりも倍増した14職種の中から選択し、実際の仕事を体験することでキャリアの選択肢を広げました。シェフ体験では料理を通じて人を喜ばせる楽しさを知ったり、救急対応体験では医療の重要性を学んだりしました。

  • - 第3部では、三井住友カードや大阪府の代表者が登壇し、参加者たちの成長を願って寄付金贈呈式が行われました。寄付金は「タッチハッピー」プロジェクトの一環として集まったもので、合計300万円が子どもたちの自立支援に使用されます。

金融リテラシーと職業教育の重要性



近年、子どもたちが将来的に直面する金融トラブルの予防のため、正しい金融知識を持つことがますます重要になっています。2022年4月からは成年年齢が引き下げられ、18歳で様々な契約が可能になりましたが、これに伴い消費者被害のリスクも増加しています。このような背景から、両社が協力して実施する金融教育ワークショップは、若者たちにとって欠かせない学びの場となっています。

参加者の声



参加した生徒たちは、ワークショップを通じて金融や職業に関する学びの意義を実感し、それぞれの未来について考える機会を得たようです。例えば、中学3年生の生徒は「先取り貯蓄を実践したい」と語り、他の生徒も新たな職業への興味を持つきっかけとなりました。特に「お金を大切にすることの重要性」を強調した講座は、多くの生徒の心に響いたようです。

今後の展望と期待



ユニバーサル・スタジオ・ジャパンは「LOVE HAS NO LIMIT」というCSRスローガンを元に、今後も金融教育をはじめとした社会貢献プログラムを推進していく推進しています。未来を担う子どもたち一人一人の持つポテンシャルを最大限に引き出す活動が、このように続いていくことを期待したいです。


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