マイナンバーカードでライブ体験
2025-01-17 12:41:06

次世代のライブ体験を支えるマイナンバーカード活用の実証実験

マイナンバーカードとライブイベント



最近、エンターテインメント業界では、不正転売問題に立ち向かうための新しい取り組みとして、マイナンバーカードを活用する実証実験が始まります。この実験は、特にライブイベントでの利用を想定しており、業務の効率化やファン体験の向上を目指しています。

実証実験の目的



この実証実験は、デジタル庁が主導し、株式会社ドリームインキュベータやplayground株式会社の技術提供を受けて、エンタメ領域におけるマイナンバーカードの利用シーンを拡大するものです。具体的には、チケットの不正転売防止と、入場時の本人確認業務をデジタル化することが主な目的です。これにより、利用者の利便性を高めるだけでなく、運営側の業務効率も向上することが期待されています。

実証実験の概要



実証実験は、2025年に行われる二つの大規模なイベントで実施されます。1つ目は「モーニング娘。’25 小田さくらバースデーイベント」で、2つ目は「Hello! Project ひなフェス2025」です。この2つのイベントでは、マイナンバーカードを使用した本人確認のプロセスを導入し、チケットの不正転売を効果的に防ぐための有効性を検証します。

イベント情報は以下の通りです:
  • - モーニング娘。’25 小田さくらバースデーイベント
開催日:2025年3月21日
会場:江戸川区総合文化センター(東京都江戸川区)

  • - Hello! Project ひなフェス2025
開催日:2025年3月29日・30日
会場:幕張メッセ国際展示場ホール(千葉県千葉市美浜区)

チケット販売の仕組み



この実証実験では、マイナンバーカードによる本人確認を行った方に向けた抽選販売を実施します。これにより、一般の購入者とは異なる枠にてチケットを提供し、不正利用を防ぐ仕組みが整えられます。

例えば、「モーニング娘。’25 小田さくらバースデーイベント」のチケットを購入したい場合、本人確認のために、マイナンバーカードを用いての申請が必要です。これにより、高額な転売チケットの流通を防止し、真正なファンがリアルに体験できる機会を提供します。

MOALAプラットフォームの活用



チケット管理には、エンタメDXクラウド「MOALA」が導入されます。このプラットフォームは、電子チケットやライブ配信などを可能にし、エンターテインメント運営をデジタル化するものです。特に、申込時にマイナンバーカードで本人確認を行い、独自の生体認証技術「BioQR」を使った入場手続きを通じて、不正利用を防ぎつつ、スムーズな入場体験が実現されます。

ファンクラブサービスの向上



また、この実証実験により、ファンクラブサービスにおいてもプレミアムな体験価値の提供が検討されています。マイナンバーカードを活用することで、ファンとの距離を縮める新たなサービスが期待されており、ファンがより深く関われる機会が増えるでしょう。

結論



この実証実験は、単なる不正転売への対策に留まらず、エンタメ業界全体のデジタル化を促進する重要な一歩です。エンターテインメントを愛するすべての方々にとって、より良い体験を提供するために、今後の展開に注目していきましょう。イベントの詳細情報は公式サイトで随時更新されるとのことなので、興味のある方は要チェックです。


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