地主麻衣子特集上映
2025-08-29 11:35:54

地主麻衣子の初特集上映が下北沢の映画館で実現!アートイベントとも連動

地主麻衣子、初の映画館特集上映が下北沢「K2」で開催!



2023年9月19日、下北沢のミニシアター『K2』で、注目アーティスト・地主麻衣子による初の特集上映がスタートします。この上映企画は、国内外でその才能が高く評価されている地主麻衣子の、映画館での特集上映としては初の試みにあたります。彼女の作品は、美術館やギャラリーで発表され続けており、その独自の視点と作品群は、多くのファンを魅了してきました。

特集上映のテーマは「頭のなかの柔らかな時間と空間について」。上映される作品は、2016年から2023年に制作された5作品で、各作品に込められたメッセージやテーマが、観客に新たな文学的体験を提供します。その中には、森美術館の個展で発表され話題を集めた《空耳》(2023年)も含まれており、是非とも観ておきたい名作ばかりです。

地主は自身の作品について「人間がどのように生きるのか」という根源的なテーマに関心を持っており、「愛」や「欲望」、「死」といったテーマを通じて、自己と他者との対話を描いてきました。今回の特集上映では、彼女自身の視点を映画館という新しい形で深く掘り下げることができるでしょう。

上映作品には、彼女が敬愛するチリの小説家ロベルト・ボラーニョに触発された《遠いデュエット》(2016年)、記憶と記録に焦点を当てた映像詩《ブレイン・シンフォニー》(2020年)、そして身体的接触をテーマにした詩から生まれた《リップラップ/エアーハグ/エネルギーの交換》(2020年)など、多様なスタイルを見ることができます。特に、近年の作品では、モニターやカメラを通じての私たちの身体との関係を考える上で貴重な視点を提供してくれます。

また、名作《空耳》は、祖父の33回忌法事後に起こる不思議な出来事を描いたインスタレーションで、その神秘的な世界観は観客を魅了します。

この特集上映は、下北沢のアートイベント「ムーンアートナイト下北沢2025」との連動企画でもあり、同時に街全体がアートに包まれる貴重な機会となっています。地主麻衣子の作品を通じて、彼女の絵画的表現や感情的な深みを理解することで、より豊かな人間理解を促進することを期待しています。

地主麻衣子のプロフィール


地主麻衣子は、東京を拠点に活動するアーティストです。彼女の作品は、個的な物語を基にしたドローイングや小説から出発し、映像、インスタレーション、パフォーマンスとの複合的な表現へと進化しています。今までに森美術館や国立新美術館、さらには国際的な場でも評価され、彼女のアートは新しい文学的体験として観客を魅了しています。

特集上映の詳細や上映時間については、下北沢『K2』の公式チャネルで確認できます。この貴重な機会をお見逃しなく!


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