アラン・デュカス氏が贈る国内最大級のフランス料理イベントが開幕

盛況に記者発表会を迎えた『ダイナースクラブフランスレストランウィーク2025』

2025年9月20日から10月20日まで開催される国内最大級のフランス料理イベント『第15回ダイナースクラブフランスレストランウィーク2025』の記者発表会が、赤坂プリンスクラシックハウスで行われました。このイベントは、2011年に日本で初開催されましてから、毎年多くのフランス料理ファンを魅了しています。並み居る豪華ゲストたちを迎え、今年で15回目の節目を祝います。

発表会には、特別協賛としてダイナースクラブの代表取締役社長・五十嵐幸司氏、福井県の副知事・中村保博氏が登壇し、フランス料理を通じた文化交流や地域食材の魅力について熱い想いを語りました。また、イベント発端者のフランス人シェフ、アラン・デュカス氏も特別ゲストとして参加し、地域食文化の重要性について言及しました。

フォーカスシェフたちの紹介

今年のイベントでは、特に注目されるフォーカスシェフが全国各地から集結。五人のシェフがそれぞれ自慢の料理を披露し、その背景にある思いを語りました。宮城県の松田龍之介シェフは地元七ヶ浜町の渡り蟹を使用した料理「パリ・ソワール」を提案し、生産者とのつながりの大切さを強調しました。東京都の小川苗シェフは「薪火フレンチ」をテーマに、国産のサステナブル食材を使った一品を披露しました。

京都府の能村仁絵シェフは、四季と文化を表現した料理を追求し、沖縄の小林拓真シェフは地元の海の幸を生かしたビスクの魅力をアピールしました。福井県の堀内亮シェフは、地元のナスを主役にしたラタトゥイユを紹介し、フランスと日本の技法を融合させた一皿を披露しました。彼らの情熱的な発表に会場は大いに盛り上がりました。

食文化の架け橋として

今年のテーマは「フランス地方料理」。各地域の特性を生かした料理を通じて、フランスと日本の食文化をつなぐことを目指しています。国内500店舗以上のレストランが参加し、特別価格でコース料理を提供するこのイベントは、一般予約も受け付けており、食欲の秋にぴったりの機会です。

また、全体のプログラムには主催者や来賓の挨拶、ビデオ上映、フォーカスシェフの紹介、そしてアラン・デュカス氏とアンバサダーとのスペシャルトークセッションも含まれ、多彩な内容で興味を引きました。

イベントは、2025年の開催に向けて着々と準備が進んでいます。ダイナースクラブのカードを持つ方には、早期の予約が可能な特典も用意されているため、この機会を逃さないようにしましょう。