免許不要の未来型モビリティ！EcoSlideがTIBピッチ優勝で新たな一歩を踏み出す

2023年2月14日から4月10日まで、TIB SHOPで行われたEcoSlideの展示と試乗体験は、多くの来場者で賑わいを見せました。東大発のテクノロジーが支えるこのプロジェクトは、免許不要で運転できるモビリティの未来を紡ぐものです。

EcoSlideがTIBピッチで評価されたポイント

EcoSlideがTIBピッチで評価されたのは、単なる移動手段としての提供にとどまらず、持続可能で誰もがアクセスしやすいモビリティ社会の実現に向けたビジョンがあったからです。以下のポイントが特に高く評価されました。

- ユニバーサルデザイン: すべての人が安全に使用できる免許不要の設計。
- 高度なAI機能: ルート巡回、音声認識、自動追尾などの運転支援機能。
- 特許技術の活用: 安定走行を実現する「自律位置回復」技術。
- 社会問題の解決: シェアサイクルや物流の人手不足に有効。

高性能で導入しやすい価格帯は地域社会との親和性を強化し、公共交通における新たな補完機能を提供することが期待されています。

次世代モビリティのラインナップ

展示会では、以下の次世代モビリティが体験できました。これらはすべて「免許不要」で楽しめるもので、多様なユーザーに対応しています。

EasyKick-Basic

- 特徴: 座席付きの電動キックボードで、折りたたみが可能。
- 利点: 坂道に強く、快適な街中移動が楽しめる。

Alpha

- 特徴: ファットタイヤの電動アシスト自転車でスタイリッシュなデザイン。
- 利点: 高い安定性と走破性が魅力。最大200kmの長距離も対応。

RollStreet

- 特徴: AI搭載の折りたたみ式電動アシスト自転車。
- 利点: 地形に応じたアシスト出力の自動調整が可能で、収納も便利。

試乗体験の評判

展示期間中、訪れた多くの来場者が試乗を体験し、「安定感がすごい」「未来を感じた」との声が寄せられました。初めて電動モビリティを体験した人たちからも、見た目のスタイリッシュさやスムーズな走行に驚きの声が上がりました。特に「免許が不要で、高齢者にも安心してすすめられる」といった感想が多く聞かれました。

今後の展望

EcoSlideは、次のステージとして社会実装とパートナーシップの拡大を目指しています。具体的には、自治体との連携による地域モビリティの導入や、シェアサイクル、ラストワンマイル配送業者との提携を進めていく考えです。高齢者や移動が困難な人々向けの用途開拓も重要なテーマです。「移動がもっと自由で、誰にとってもやさしい社会」の実現に向けて、さらなる開発と展開が期待されます。