2026年2月8日、東京・国立代々木競技場第二体育館で開催される本格的な格闘技イベント、「K-1 WORLD GP 2026」では、K-1スーパー・バンタム級タイトルマッチとして、金子晃大選手と大久保琉唯選手の対戦が決まりました。司会の須藤元気プロデューサーの元、本大会の詳細が発表された記者会見には、両選手が出席し、それぞれの意気込みを語りました。
金子選手は、すでに5回目の王座防衛を控えていますが、その自信は揺るぎないものです。彼は、「しっかりと格闘技に感謝しながら挑む」と挨拶し、戦況への期待感を表明しました。彼は昨年、K-1-55kg世界最強決定トーナメントで圧巻の優勝を果たし、次戦でもKO勝利を狙っています。前回の防衛戦では池田幸司選手に勝利しており、KOで勝たなければK-1の未来は変わらないという強い信念を持っています。
対する大久保選手は、この一戦が1年半前の金子選手との試合以来の再戦であるため、特別な思いがあります。「やっとこのチャンスが来た」という彼の言葉からは、強い自信が漂っています。前回はKO負けを喫しましたが、その経験を生かし、必ずリベンジを果たす意気込みで臨むと明言しています。大久保選手は、最近3連続KO勝利を収めており、その勢いはまさに絶好調です。
記者会見では、互いに印象についての苦言を交わしつつも、リスペクトを忘れない姿勢が印象的でした。金子選手は「勢いのある選手」と評し、大久保選手は金子選手がスーパー・バンタム級のベルトの価値を高めてきた偉大さを評価しました。大久保選手は、「全てのことを背負って戦う覚悟で挑む」と力強く訴え、ファンの期待が高まります。
この対戦は、両者にとって非常に重要な位置づけであり、金子選手にとっては長期政権の維持、大久保選手にとっては夢のベルト獲得に向けた正念場です。お互いに熱い思いを持って挑むこの試合は、K-1という舞台をさらに魅力的にすることでしょう。両選手共に、ファンの期待に応える素晴らしい試合を見せてくれるに違いありません。ファンの皆さま、ぜひこの至高の瞬間を見逃さず、会場で体感してください。
チケットは、2023年11月22日から特別販売が開始される予定で、一般販売は11月29日から。価格帯は様々で、ロイヤルシートからスタンドB席までさまざまな選択肢があります。小・中学生も無料で入場できるため、家族で楽しめるイベントです。
このK-1 WORLD GP 2026は、単なる格闘技イベントではなく、選手たちの人生や覚悟が交差する舞台です。観戦に訪れた皆さんにとって、心に残る素晴らしい体験になることでしょう。両選手の熱き戦いをお楽しみに!