AI技術でスポーツ解析を進化させるSPLYZAと徳島大学の協力研究

AIがもたらすスポーツの新境地

株式会社SPLYZAと国立大学法人徳島大学が、AIを駆使した動作解析技術の開発において共同研究を開始しました。この取り組みは、スポーツ教育とヘルスケアの融合を目指すもので、特に運動データの分析に力を入れていきます。

共同研究の背景と目的

SPLYZAは、AIによるマーカーレス動作分析アプリ「SPLYZA Motion」を開発しており、2022年のサービス提供開始以来、医療機関や教育施設といった130以上の導入実績を誇ります。この度の合同研究は、両者が持つ専門知識と技術を結集し、さらに精度の高いスポーツ選手の動作解析システムを開発することを目指しています。

徳島大学の研究チームは、情報センター講師である谷岡広樹氏を中心に、SPLYZA Motionをもとにした運動データの可視化技術を進めています。この研究では、選手へ向けたフィードバックシステムの構築も視野に入れています。

SPLYZA Motionの詳細

「SPLYZA Motion」は、利用者がスマートフォンを使って簡単に動作解析を行えることが特長です。このアプリは、AIを利用してリアルタイムで動作の解析を行い、動きの正確さやパフォーマンスの向上に役立てられます。特にスポーツ教育の現場においては、教育者やコーチが選手個々の動作を分析し、適切な指導に役立てることが期待されています。

徳島大学の役割

徳島大学は1949年に創立された歴史ある教育機関であり、「自主・自律」を理念とし、真理の探究と知の創造を大切にしています。今回の共同研究を通じて、大学が持つ豊富な学術資源とSPLYZAの堅固な技術力が相互に補完し合い、スポーツ分野における新しいスタイルの教育と研究が生まれることでしょう。

この共同研究の成果は、将来的にはスポーツ選手だけでなく、一般の人々に対するヘルスケア分野にも展開できる可能性を秘めています。AI技術の飛躍的な進展が、私たちの日常生活や健康にどのような影響を与えるのか、今後の動向に注目が集まります。