インゼルサラブレッドクラブが魅せる2025年度募集馬
京都府に本社を置く株式会社インゼルサラブレッドクラブが、9月1日に競走用馬ファンドの新たな提供に際し、2025年度の募集馬を発表しました。今年で創設5年目を迎えた同クラブは、名門の社台ファームやノーザンファームなどから、21頭の豪華な良血馬を揃えました。
多彩な血統が魅力!競馬ファン必見の21頭
今年の募集馬には、無敗の三冠馬コントレイルを父に持つスカイダイヤモンズや、重賞4勝を果たした名牝スマートレイアーの子供がラインナップされています。これに加え、キタサンブラックやエピファネイア、レイデオロなどの著名な種牡馬の産駒が揃い、芝とダートを問わない多様な馬たちが勢揃いしました。
特に注目すべきは、スマートレイアーの24(牡・父モーリス)です。既に兄姉たちが高い勝ち上がり率を誇っており、母から受け継いだ安定性と距離適性を有しているため、三冠を狙うクラシック候補として期待されています。続いて、スカイダイヤモンズの24(牡・父コントレイル)も注目の存在で、こちらはクラブの半姉が圧勝した実績を持ち、スピード面にも期待がかかります。
また、アストロロジカルの24(牡・父ライフイズグッド)はダート競走での活躍が期待される力強い馬体とスピードを備えており、今後が楽しみです。さらに、白毛血統のハウナニの24(牡・父ドレフォン)は名門シラユキヒメ一族に属し、芝・ダート双方で新たなスター候補としての存在感を見せています。
厩舎の期待感と育成体制
牝馬からも目が離せません。ムーンライトベイの24(牝・父サートゥルナーリア)は、クラシックを狙える血統背景を誇ります。また、兄姉には重賞を制したシゲルピンクルビーや、クラシックで2着を果たしたシゲルピンクダイヤもおり、華やかな家系に期待が寄せられています。
育成には、経験豊富な大久保龍志調教師や友道康夫調教師をはじめ、若手調教師たちも加わり、次世代のスター候補が育成される体制が整っています。大久保調教師はスマートレイアーの24について「馬体はしっかりとしており、成長が楽しみ」と話し、友道調教師は「芝とダートの両方で活躍できる」と期待を寄せています。
募集スケジュール
インゼルサラブレッドクラブは、2025年度の募集に向け、以下の日程を設定しました。これにより、競馬ファンの皆さんが注目する新たな匹が仲間入りすることになります。まず、9月1日に募集馬の発表と新規会員の募集が開始され、その後、各種先行募集が行われます。
- - 9月1日(月):2025年度募集馬ラインナップ発表・新規会員募集スタート
- - 9月29日(月):1次先行募集開始
- - 10月8日(水):2次先行募集開始
- - 11月4日(火):通常募集開始
詳しい情報は、インゼルサラブレッドクラブの公式ホームページで確認できます。
インゼルサラブレッドクラブは、2020年に設立された愛馬会法人。そして、クラブ法人としてのインゼルレーシングも設立し、今後の競走馬ファンド事業と馬主活動に注力しています。競馬スポーツの未来を担う注目のクラブから目が離せません。