CS放送「衛星劇場」で追悼特集昭和の名女優たちの足跡を辿る

CS放送「衛星劇場」追悼特集

2025年に惜しくもこの世を去った女優たち、藤村志保、いしだあゆみ、和泉雅子、吉行和子。この偉大な女優たちの人生と業績を振り返る特集「追悼昭和の名女優たち」が、12月と1月にCS衛星劇場で放送されます。

知る人ぞ知る名作の数々

特集では彼女たちの代表作や貴重なインタビュー映像を通じて、その魅力を再発見できます。まずは、藤村志保の特別インタビュー「女優は語る藤村志保」。彼女がどのようにして名女優の座を手に入れたのか、出演作の裏話や彼女自身の思いを聞ける貴重な機会です。このインタビューは12月11日（木）の午前10:00から放送予定です。

続いて、藤村志保のデビュー作である「破戒」が12月4日に放送されます。この作品は島崎藤村の傑作を、名匠・市川崑が映画化したもの。青年教師の苦悩を描いた物語で、藤村志保の演技を堪能できます。また、「怪談雪女郎」では雪女伝説を基にした恐怖の物語が展開され、その妖艶な演技が観客を惹きつけました。こちらは12月6日深夜0:15からの放送です。

いしだあゆみの青春映画

いしだあゆみの特集も見逃せません。「若い野ばら」は彼女が初主演したテレビ初放送の青春映画。三姉妹の物語を通じて若き日の葛藤や成長を描いています。この作品は12月1日（月）に放送されます。「マンハッタン・キス」や「闇の狩人」といった他の作品も同時に楽しむことができ、いしだあゆみの多彩な演技を再評価する良い機会です。

和泉雅子の情熱

和泉雅子も忘れてはなりません。「鉄火場仁義」では賭博の世界を舞台にしたストーリーで、彼女の強い意思と感情がスクリーンで躍動します。この作品は12月8日に放送され、和泉雅子の迫力ある演技が観られます。また、「終りなき生命を」は、希望を描いた感動作です。半身不随の少女が周囲の助けを受けて行動する姿に、心を打たれることでしょう。

吉行和子の家族の形

最後に、吉行和子の特集も重要です。「東京家族」と「家族はつらいよ」シリーズを通じて、彼女が描く現代の家族像が浮かび上がります。これらの作品は、家族の絆や人間関係の複雑さをしっかりと描いており、特に「家族はつらいよ」はシリーズ化され、多くの感動を呼びました。これらは1月に放送されるので、ぜひお見逃しなく。

まとめ

今回の特集では、昭和の名女優たちの名演を通じて、彼女たちがもたらした影響や感動を再び感じることができる貴重な機会です。特に、各女優の持つ独自の魅力や演技に焦点をあてることで、彼女たちに対する新たな理解が得られることでしょう。皆さんもぜひ、CS衛星劇場で放送される「追悼昭和の名女優たち」を楽しんで、昭和の映画史に名を刻んだ彼女たちの足跡を辿ってみてください。

詳しい放送日程は衛星劇場の公式サイトをご覧ください。特集を通じて、昭和の名女優たちの魅力を皆さんと一緒に楽しめることを期待しています。