ヒュンメルが手話シャツオークションを開始
デンマークのスポーツブランド、ヒュンメルは日本のハンドボール代表と連携し、手話シャツのチャリティーオークションを開催します。このオークションは、2025年9月1日から15日まで行われ、売上はデフハンドボール男子日本代表の支援に寄付されます。選手の直筆サイン入りシャツを含む特別な商品が販売されます。
スポーツを通じた思い
ヒュンメルは「スポーツを通して世界を変える」というビジョンを掲げ、人権や平和、ジェンダーの問題に取り組んでいます。最近行われたパリ・サン=ジェルマン(PSG)戦では、日本のハンドボール男子代表選手たちが手話シャツを着用してウォーミングアップし、デフハンドボール男子日本代表の支援に繋げるメッセージを発信しました。部井久アダム勇樹選手は、「ハンディキャップを抱えながらも健気に頑張る皆さんから勇気をもらっています。私たちも競技仲間として、お互いの活躍を願っています」と語りました。
手話シャツのデザイン
今回のオークションでは、選手たちが実際に着用したシャツが出品されます。シャツのデザインには、フラッグを重ねたイラストと手話が用いられています。デフスポーツでは、笛の音やスターターピストルの替わりに審判が旗を使用するなど、視覚的情報を重視しています。この手話シャツは、視覚的に感じることができる情熱を表現し、「心の旗を振ろう」というテーマのもと、旗が揺らめく様子が描かれています。これは、サポートの気持ちを一つにまとめる象徴でもあります。
オークションの詳細
手話シャツオークションは、合計20枚の選手サイン入りシャツが出品され、売上は日本ハンドボール協会に寄付されます。期間中にその売上がデフハンドボール男子代表の支援に役立てられることを目指しています。
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日程: 2025年9月1日(月)17:00~9月15日(月)22:00
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場所:
モバオク内特設ページ
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開始価格: 5,000円から
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寄付先: 日本ハンドボール協会への寄付
日本ハンドボール協会について
日本ハンドボール協会は、1938年に設立され、ハンドボールの普及を促進する役割を担っています。1952年に国際ハンドボール連盟に加盟し、アジアのハンドボール界においてリーダーシップを発揮してきました。2021年の東京大会では、男女ともに勝利を挙げ、国際的な競技レベルにおいての成長を証明しています。
ヒュンメルの歴史
ヒュンメルは、1923年に誕生したデンマークのスポーツブランドで、初めてスタッド付きフットボールブーツを開発しました。ブランド名の「ヒュンメル」は、勤勉なマルハナバチを象徴しており、スポーツを通じて新たな挑戦を続けています。彼らのビジョンは、スポーツを通じて社会を変えることです。
公式サイト
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日本ハンドボール協会公式サイト
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ヒュンメル公式サイト